麺尽くしの日。湧斗の好きなタイプは
朝、今日は5時前に起きた。すぐに弁当を作り始めた。今日はパスタメインで組み立てていく。
もちろんコロッケや卵焼きひじきやサラダなど種類は多くする。
量にもよるがだいたいお弁当を作るのに一時間ぐらいだ。それが終わってから家の事を
したりするので朝は忙しい。
そうして7時30分ぐらいに家を出る。ここから歩いて一時間程で学校につく。
しかも丘にあるのでそれだけでも疲れるが湧斗はしっかり朝食を食べて
運動するようにしているのでそこまで疲れなかった。
教室に入り、一人ラノベを読む。湧斗はオタクまでではないが漫画やゲームも好きだった。でも
家ではだいたい料理を作っているので外で読んだりしている。
授業では普通に取り込んでいて、そこまで悪くはない。つまり本当に普通な感じだ。
昼休み、お弁当を持っていつもの場所に向かう。
屋上のベンチに座りそこで昼食を取る。
「さて、誰もいないな。じゃぁいただきます」
誰かとくに常盤透子がいない事確認して食べ始める。一人でならゆっくり味わって
食べれるので昼休みが終わる10分前ぐらいまで食べている。
「ごちそうさまでした。ちょっと味が濃かったかな。少し甘めにしよう」
教室に戻り午後の授業を受ける。午後は眠くなるのが生徒の定めだ。それに耐えながら
授業を乗り切り放課後になる。
下校途中、どこかの店に行こうと探していく。
「何食べようかな。この町は結構飲食店があるし、迷う所だな」
商店街や普段いかない道などを歩き数十分程したときお店を見つけた。そこはよくある
ラーメン店だった。
「ここにしようかな。ここはたぶん初めてだよな」
と店の中に入る。時間は少し早いのでそこまでお客はいないが、綺麗な感じの店内だ。
店主と思われる男性の大きい声に驚くが空いてる席に座る。
そこにお水を持ってきてくれた女性に話しかけられる。
「あなたもしかして新堂君?」
「そうですけどどこかで会いました?」
「いいえ初めましてよ。あなたの事は秋穂さんから聞いてるのよ」
「水瀬さんから?」
「ええ。私は白石幸恵あの店主の嫁よ。よろしくね」
「新堂湧斗です」
「ねぇあなた料理するのよね」
「ハイ。自炊程度ですけど」
「そうなの?すごく評判がいいみたいだけど。だから会いえたら私も食べてみたいな
って思ってね。お願いできるかしら」
「自分のでよかったら今度持ってきますけど」
「おう!それなら俺ももらうかな」
「あなたも気になるの?」
「あぁ。お前がよく言ってるしな。まぁそれもいいが注文も取れよ!食べにきたんだろ」
「そうだったわ。注文は何する?」
湧斗はとりあえず一つチャーシュー麵の醤油を頼んだ。出されたのは男性が頼むような
いかにもな感じだ。
スープから飲み麺を食べる。すぐにチャーシューに行き、そこからいっきに食べ進める。
ラーメンの量は多い方だが、湧斗はすぐに完食した。
その後すぐに追加注文をすると二人は驚く。幸恵は聞いてたみたいだが実際に食べるのを
見ていると本当に驚いた。湧斗はラーメン三杯と御飯におかずも頼んだ。
「本当によく食べるわね。聞いてたはいたけど」
「あぁ。そんな体格でたいしたもんだな」
「いえ、作ってくうちに食べるのも多くなって気づいたらこんなに食べるようになった
だけですから」
「食費はたいへんそうね」
「一応ちゃんとマイナスにならないようにはしてますので」
「しっかりしてるのね」
「じゃぁごちそうさまでした。今度作ってもってきますね」
「ええ。楽しみにしてるわ」
店の外に出る。ラーメンの匂い以上に幸恵からするいい香りが残って胃袋も心も癒された
湧斗だった。やはり美人で秋穂ぐらいのスタイルをしている女性を見ると癒される。
家に帰り、着替えてキッチンに向かう。今日はもう食べないが、夜食べない日でも
料理をする湧斗。幸恵に言われた今度持っていく料理を何にするかを考えた。
とりあえずこの日は終わる事にして部屋に戻る。
「そういえば今日は麺が多かったな。まぁラーメンは美味しかったし、幸恵さんも
綺麗だったな」
湧斗も高校生で男の子だ。女の子に興味はあり、クラスメイト透子や人妻だが大人の
女性の秋穂や幸恵も好みの女性だ。湧斗は特に大人の女性がタイプだった。
翌朝、いつもの時間に起きて準備をする。
昨日は麺ばかりだったので今日は野菜を多くすることにした。もちろん揚げ物も
いつも通りに作る。
いつも通り授業を受けてお昼になる。お弁当を持ち屋上に行こうとすると誰かに声を
かけられた。それはこのクラスの担任でもある女性教師の時任あかねだ。
美人で性格も良く学校でも一番人気ある女性教師だ。そんな先生に呼ばれて少し
緊張する湧斗。お弁当も持ってきていいと言われたので一緒に職員室に向かった。




