表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

プロローグ

 高い天井に反響する甲高い笑い声。

 厚い絨毯の上には、色とりどりのドレスが咲き誇るように揺れ、煌びやかな装飾が視界を埋め尽くしていた。

 その中心で、数人の女たちの腰に腕を回し、頬を寄せながらご機嫌に談笑している男がひとり——


 王宮というよりは、そういう店だと言われた方が納得できる光景だ。


「えっ、これ俺が何とかするの?」


 思わず漏れた独り言に、壁際に立つ騎士からは「その通りだよ」と言わんばかりの視線が注がれた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ