泣きそうな宝石
対岸に住むひとのことは気にしない
すべてを受け入れてもべつにいいけど
計画が狂ってしまった神さまなんかの
おだてに乗る気はさらさらないね
野菜や果物をいっぱい摂ろう
朝に大丈夫な気持ちで起きられるように
そして夜はおやすみって小声で
そして夜はおやすみ って云うんだ
一生のパートナーって
そんなひとをみつけられた僕は
やっぱりしあわせすぎて
泣きそうになる
オープンにしあわせになる
ミッドナイトもしあわせになる
とにかく野菜と果物だけ摂ってりゃ
この身だけはなんとかなるものさ
悲しみの結晶を心の中に転がして
引き攣った背中の痛みを感じつつ
それでも静かに生きてゆきたいと希うのは
君の持っている宝石が
あまりにも寂しそうで
みているだけで泣きそうになったから