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300文字でわりかしほのぼの  作者: たかさば


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救世主

「ありがとう!」

「助かるわ~!」

「もう一つもらってもいい?」

「もらえるかな?」

「おおっ!救世主!恵んでくれ!」


「どうぞ、どうぞどうぞ!」


ティッシュ配り業をしている、俺。

この道一筋、28年目。


愛想を振りまいて差し出したところで、塩対応されるのが当たり前であるこの稼業。

夏から冬にかけては配っても配っても一向に減っていかないのだが、冬の終わりから春の頭までは、あっという間にノルマの箱が空になる。


「は、は…はっくしょん!」

「早く花粉、収まるといいですね、はっくし!」


「ね~!」


目はかゆいし、鼻水も止まらない。

でも…。


積極的に手を差し出される、この時期が。

感謝をもらえる、今の季節が。


俺は、とても…好きだ。




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