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300文字でわりかしほのぼの  作者: たかさば


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ためし書き

 愛用のボールペンが、とうとう壊れてしまった。


 ずっと使い続けていた、入学祝でもらったボールペン。

 手に馴染んだボディがとても使いやすく、替えのインクを購入しながら長く愛用してきた。


 同じものはもう販売していない。

 生産メーカーが倒産したのは20年も前の事だ。


 新しいものを買わないと…そう思って文具コーナーへとやってきた。


 最近はずいぶん種類が増えたようだ。

 どれを選んだらいいのかわからないので、適当なものを手に取ってためし書きをしてみる。


 量産タイプのボールペンの書き味にしっくりこず、別のコーナーに向かう事にした。


「うわ、見て!めっちゃ上手な字!」


 棚の向こう側から、声が聞こえてきた。


 …フフ、褒められちゃった。


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