新世界の迷宮
デュエルの直後、ゼオンと別れた。
次の指示まで何もないそうだ。
そこで俺は、ダンジョンに来ていた。
ステータスを上げるために。
NFとあまり変わらず、暗い洞窟。
壁全面が鈍い輝きを放つダイヤのようだ。
「さて………」
お出ましだ。
《リザードマン・ナイト》。
このダンジョンは全10階層で、今は8階層。
そしてこいつは、所謂中ボスだ。
こいつを、片手剣で倒しきる。
ベールリオンを右手に握り、距離を詰める。
それが出来なきゃ、クリアなんて出来ない。
「行くぞ」
「グルワアァ!!」
鎧を着た竜騎士が、長剣を振るう。
「はっ………」
呼吸と同時にバックステップで回避。
その直後にモーションを起こす。
片手剣四連撃技 《エクシア》
装甲の隙間に四撃を叩き込む。
片手剣単発重突進技 《ヴォーパル・ブレイク》
刺突で盾を吹き飛ばす。
そこで騎士の剣を受けてしまった。
更に、
「グアァ!!!!!!」
裂ぱくの気合と共に、竜騎士が放ったのは
長剣上位剣技、《フォール・レア》
神速の上段斬り。
「やべっ…………」
それをベールリオンで受け止める。
「お………らぁ!」
流石に戦闘AIの学習が早いな………
剣を下段、緩めに構える。
そこでやはり、竜騎士は突進剣技。
「そ、こだぁあああ!!!!!!」
片手剣上位反撃技、《リバーサル》
大音響とともに長剣を弾く。
片手剣と大剣の違いは長さのみ。
威力か速さか、その差が、戦いを決める。
片手剣最上位剣技、《スターブレイク・ノヴァ》
長剣最上位剣技、《メテオクライシス・エグゼ》
「うぉおおおおおッッ!!」
「グゥルワァアアッッ!!」
途轍もなく重い一撃を四撃で受け止め、俺は硬直。
鍔競り合いを絶対に動かない硬直で守り切る規格外スキル。通称、《SSブロック》。
2秒の直後、俺はトカゲを蹴り飛ばした。
トカゲは胴体に打撃を受けたことにより硬直。
ここだ。
「………せぁあああああ!!!!」
片手剣単発上段突進技 《ソニックスラスト》
「グガァァァァ………ぁあ………」
トカゲ騎士はポリゴンとなって宙に霧散。
そして俺は、先に進む。




