二回目のログ・2032年4月五日
こういうログ系は滅茶苦茶重要です。
無視したら理解できませんよ?
≫流川よ。二刀流………だけではないな。………ユニークスキルなど何故つくったのだ?
ギルガメッシュの問いかけに、流川大智はこう答えた。
≫世界の攻略速度を上げるため、というのもあるけれどもう一つ、大切なことがある。
≫………ほう。
≫ユニークスキルはね、引き継ぎできるのだよ。
≫引き継ぎだと?
≫NF規格に開発された世界。いやオリジナルもそうか。ようするに、現実以外の世界全てでユニークスキルは機能する。
≫………そういう腹か。貴様、悪いことを考える。
≫ああ、最悪さ。私は、魔王なのだから。
≫だが、オレの二刀流、英雄之炎の力だけおかしいのはどうしてだ?
≫そもそも英雄之炎は私が組み込んだものではない。そして二刀流に関しては、《主人公》が持つように設定したからね。
≫主人公………とな。
≫そう。あの世界の強さは、反応速度と処理速度だ。世界のシステムを処理して自身の力として振るえる者に託すため、その二つの速度が最も速いプレイヤーに宿るように二刀流を設計した。
≫成程な。だが、もう一つ、二刀流で疑問がある。
≫何かい?
≫‥‥オレ、いやアルタイルが最後に放った《剣技》………二十六連撃のことだ。
≫そのことなら私も知りたいがね。私はこう考えているよ。あの技も、英雄之炎も、人の心が創り出した願いの結晶………〝希望〟だと。
≫………随分ロマンチストなのだな。………だがしかし、希望、か。
≫ああ、正にあの剣技は希望さ。まさか《ザ・プロメテウス》を超えるだなんて想像もしていなかった。
≫最上位剣技を超えた技、その名は?
≫そうだね………星を越えた剣戟、《スターオーバー・エクストリーム》。なんてのはどうかな?
≫………貴様にセンスが無いのは分かった。
≫‥‥ええ?いいと思うけどなあ………
≫………もうそれで構わん。
≫それに希望というのなら、君の存在そのものじゃないのかい?
≫………何を馬鹿な。
≫だって二百年生きて、神威の中でも修練を続けるその決意。周りから見ればそれは希望以外の何物でもないよ。
≫そこまで大層なものじゃない。オレは、死んだ。
≫だからこそ、彼がいる。まだ先はあるさ。さあ行こう………《オリジナル》へ!
PVが今月中に2000行きそうです。
皆さん、ありがとうございます!
次の話も出しているのでどうぞ!




