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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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飛天一刀流と雷帝二刀流

お久しぶりです!

お待たせしました。

バベルに依頼を受けて最初に受けた指示は、相棒と会うこと。


HFで待ち合わせらしいが………。


ダイブし、とあるカフェで待っていると。


「待たせたか」

「いや全然。………久しぶりだな、ゼオン」

「ああ」


あの時、天使奪還戦の時に協力してくれた男。


「…………少し付き合え」

「?」


ゼオンについて行くと、そこは決闘場。

また?

多いよデュエル………。


「ルールを決めさせてもらう」

「いいけど………」

「開始から五分間、互いに《剣技》と《闘気》の使用禁止」

「へぇ………」


純粋な剣の技のぶつかり合いか………。


「ゼオン、何故決闘を?」

「…………仕事仲間の強さを知りたいのは当然だろう?」

「そりゃそうか」


俺は神威のみを両手で握る。

ゼオンは二刀一対の夫婦剣を。


「準備はいいか?」

「ああ」


Lady――――――――――Fight!


「雷帝二刀流」

「飛天一刀流」

「「参る!」」


これは、俺の今までの経験と、英雄剣術を融合することで生み出した流派。


飛天一刀流


「〝竜廻リュウカイ〟」


つま先に力を伝え、素早く接近する。


「!」


そして身体を捩じり回転と共に水平斬りで斬りかかる。


「〝雷牙ライガ〟」


片手曲刀の二本で受け止められる。


「…………流石に剣は上手いな!」

「皮肉か!」


飛天一刀流


「〝居合領域〟!」


全神経を2~3mに集中し、構える。


「〝虎徹〟!」


突進攻撃。


「そこだ!」


大きく振り上げ、一撃にのせる―――!


「〝雷閃イカズチノヒラメキ〟!」


素早く振り下ろし、二刀を押さえ込む。


「やるな………!」

「はぁあああ!!!!!!」


裂ぱくの一撃で剣を弾く。


「せあっ!」


跳躍し、全体重を乗せた一撃。


烈牙撃衝れつがげきしょう!」

「危ないな」


ゼオンがいた場所には切れ目が。


「私も、本気の絶技を」


目を瞑り、神経を目覚めさせる。


「天ヲ舞ウ鷹」


ダン!大きく踏み込み。


「地ヲ駆ケル虎」


低い態勢で構え


「全ヲ進ム人」


二刀を力強く握る。


「今コノ時、天ヲ別ツ!」


一瞬、消えたように見えた。


「〝真・菊斬り六連〟!」


六連撃―――!?


あの時見たものとは違うが、確かに同じ術理。

逃げ場がない。

全ての軌跡が退路を断っている。


ならば―――


飛天一刀流


龍流閃りゅうりゅうせん〟!


三連撃で迎撃。

放ち終わった瞬間に流れるように次の技に移る。


剣技では硬直があるが、ただの剣ではそれはない。


「〝竜撃閃〟!」


二連撃。

そして足を踏み込み、腰を捻り、右腕を引いた構え。


「〝竜牙〟!」


刺突。全身運動で放つ一撃。


結果、六撃全てが相殺。

互いに一歩引いた。


「剣の腕は互角か………」


ゼオンが言った。

俺はついて行くので精一杯なんだがな………。


だが、俺にも隠し玉はある。


ただ、まだ使わない。


まだ、その時ではない。


「はぁああああ!!!!!!」


これは、この流派の旧式奥義。


「〝無限天竜閃かぎりなきてんりゅうのひらめき〟!」


突進剣。

竜技、《牙》の十七の剣と、俺の我流剣術、〝竜剣〟を全て放ち切る秘剣。


合計数十撃にも及ぶ秘剣で、ゼオンを襲う。


「ならば私も―――――雷帝二刀流秘剣」


「―――――――〝雷槌終撃衝らいついしゅうげきしょう〟!」


戦争を終わらせる技、そうありたいと思い名付けた秘技。

二刀それぞれ一撃を放つ上段斬り。


「う―――おおおおおッッ!」


ガッ―――


―――止められた!?


技の途中で止められた。


重すぎる。なんて膂力。

無論硬直はないが、動けない。

鍔迫り合いが続く。


「せあっ!」

「ぐおっ!?」


右足でゼオンの腹を蹴り飛ばす。


技の空白。


「飛天一刀流――――――〝竜廻〟」

「雷帝二刀流――――〝雷裂〟」


回転水平斬りと上段二撃が衝突。


「―――はあっ!」


刃で二刀を受け流し、すれ違いざまに一撃を浴びせる。


「………飛天一刀流はそれぞれの技が二つ以上の理で成り立っている。それは竜廻も例外ではない。回転による遠心力による初撃。そして初撃の力をそのまま放つ二撃目。………これが二千年の重みだ」


「二千年………か。私の流派は千年………君の流派からすれば若いのだろうが、殺人剣としての誇りは、この剣にもある」


そこで五分経過。


「はあっ!」


ゼオンは剣を投擲する。


それを見て躱し、次に構える。


七つの剣を引き連れ、二刀を手に取るゼオンの技。


「剣滅眼秘技、〝菊斬り九連〟!」


菊斬り六連の強化技。

そして七つの剣は大太刀。

一撃の威力もかなり向上している。


「なっ―――」


俺が驚いたのは速度ではない。正確さだ。

九つの軌道全てが、俺の逃げ道を塞いでいる。

バックステップも無駄。

逃げ場なし。


ならば攻める。

正に脳筋思考。

だが、攻撃を超える防御なし!


〝飛天〟


空間を押し出し、斬撃を停止させる。

俺も最近気が付いたのだが、飛天に触れた物は時間の流れが遅くなるようだ。

想定通りゼオンの剣が止まった。


「銀河天文流抜刀術――――――」


〝王牙天翔〟


七つの剣を砕いた。


「…………そろそろ、終わりにしよう」

「ああ………そうだな」


最後に選んだ技は、それぞれの流派の奥義。


「雷帝二刀流秘剣――――――――――〝雷槌終撃衝〟!」

「飛天一刀流奥義――――――――――」


飛天一刀流の新奥義。

〝飛天〟を習得した時点では放つのに相当の負担がかかっていたが、今の状態なら。


これは〝飛天纏い〟を発動した状況で千にも万にも変化する斬撃を放つ技。

〝飛天〟を連続使用するのは空間を斬り続けるのと同義。

飛天纏いは通常一度の使用で十秒の持続限界がある。

それをフィジカルで取り払い、飛天一刀流の型と合わせるのが


飛天一刀流・真之型


「――――――〝飛竜天絶剣ドラゴニックブレード〟!」


二撃を吹き飛ばし、両手上段斬りで決着。


今回含めて、決闘多いなぁ………。

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