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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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75/212

最初期のログ・2032年1月の5日

すいません。また時間が遡っています。



このログはHFのコンピューターログによるメッセージです。


≫やあ、届いているかい?


≫届いている。貴様のメッセージは声まで聞こえそうで不快だ。


一人目は、二人目にこう伝えた。


≫そう言わないでくれ。2000年生きた同士だろう?


≫黙れ。だいたいオレは本体あやつから乖離した残り火でしかない。そんなオレに話しかけるとは、死にたいのか?


≫もう死んでいるさ。あの時、NFが本当の意味で開始した時点で体は捨てた。


≫貴様、狂っているな。


≫当たり前だろう?そうでもなければ、数十万人を命の危険に陥らせることなどなかっただろう。


≫だが、大義があった。


≫慰めてくれるのかい?


≫何を言っている気色悪い。オレは現実を述べているだけだ。‥‥幻想郷は実在する、とな。


≫ああ、まさか君がそんなことを言うなんて。


≫黙れ、流川大智。


≫断るよ。君の名は、どうしようか。


≫ギルガメッシュ以外になかろう。


≫そうだね。それじゃあギルガメッシュ、本題に入ろうか。


≫なんだ戯け。


≫君の本体、アルタイル君‥‥とでもしておこうか。彼を更に成長させる必要がある。


≫クライマックス前の修行、というやつか。


≫正にそれ。彼の実現値は一億を超えているが、HFではそもそも実現値の価値を理解できない。ただの闘気総量 という認識だろう。


≫そうであろうな。オレとて闘気は生命力、武器としか見ていなかったのだから。


≫だが、君が完成させた《竜技》を継承させたことで彼の実現値は上昇した。


≫それでもあやつの実現値はロゼラリア戦で1000万程度だったがな。


≫いや、私はそこまで上昇するとは思っていなかった。あの世界で戦い続けた者たちでさえ、百万で止まる者たちが多かったというのに。


≫才能という奴だろう。


≫間違いない。だが、才能以前に重要なことがあるだろう?君、いや彼は―――――――なのだから。


≫オレにその記憶はない。もしオレが本体に回帰しても、その情報だけは消していく。


≫徹底的だね。


≫当たり前だ。‥‥俺が、みんなを守るんだから。


≫そういうところは変わらないんだね。本質、というやつかな。


≫‥‥不変の根源、か。


≫君に、全てを。この宇宙の生物全ての命を託す。


≫誰にものを言っている。オレは英雄だぞ。世の全てなど、天地開闢以前に託されている。


≫‥‥任せたよ。‥‥―――――――。



ここで、会話は終了している。


この会話は、プロテクトによりユーザー1とユーザー2以外の閲覧は許可されていません。


管理者権限により、退室を命じます。

この会話は、この後の全てが詰まったものです。

もしかしたら、―――――――の名前が分かった瞬間に全てを察する考察者が現れるかもしれませんね。

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