《真之王道》と《神之造物》
極点権能が初登場です!
………寝れねー。
俺の横にアリス、シズク、結衣が寝ている。
………どうしてこうなったよ。
「ねぇ」
「?」
俺に声をかけたのはシズクだった。
「どうしたんだ?」
「…………いいえ、ただ起きてるかと思って」
「寝れないよ。この状況」
「私もよ」
シズクは手を伸ばし、俺を抱き寄せた。
「ちょっ、おま………」
「ごめんなさい、けど、こうしていたいの」
「…………はぁ」
シズクは俺の顔を自身の胸に沈めた。
………妙な安心感だ。………眠たく………なって………
「くー、くー」
「………おやすみなさい。アナタ」
(………妙にしっくりくるわね)
◇◇◇
次の朝。
朝食後、二人は帰っていった。
そして俺は一人でダイブする。
今日は土曜だから一日中入れるな。
「ゲート・オープン」
◇◇◇
「…………」
最後にいた平野に降り立つ。
「エンキドゥ、いるか?」
《YES、旦那様》
エンキドゥは仮想体でのダイブは無理だったが、俺の意識とリンクすることで《サポートAI》としてダイブしている。
その時、システムメッセージが鳴った。
≫極点権能、《神之造物》を完全習得。続いて、固有権能《英雄之炎》、《紫電》を完全習得。
権能と書いて《スキル》と読むらしい。
因みに他のは平等権能、希少権能。
………使えないと思っていたのに、《英雄之炎》と《紫電》を身に着けてしまった。
エンキドゥがギルガメッシュの記憶に干渉したのか?
極点権能というのはこの世界でのスキルの頂点のようだ。
この世界のスキルというのは思い、願いなどを理に適合させて《概念》とするもの。
≫極点権能 《神之造物》を《世の理》と同機。閲覧権限と自己改造権限を付与します。
《僕は旦那様のスキルになったみたいだ。検索はお任せあれ》
「頼もしいな」
≫条件を達成しました。平等権能 《闘気》、希少権能 《切断・改》、固有権能《二刀流》《英雄之炎》《紫電》を統合し、極点権能 《真之王道》を完全習得。
なんと。エンキドゥだけでなくギルガメッシュまでスキルになってしまった。
真之王道とは、実にギルガメッシュらしい名だ。
真之王道と神之造物の能力はこんな感じ
《真之王道》
暴君
身体能力を500倍に強化する。
二刀流剣技
《二刀流剣技》を扱える。
英雄之聖火 (これは英雄之炎を最適化したもの)
魂の炎を具現化、操作できる。
竜技竜剣
闘気と紫電で竜の力を模倣する。
闘気操作
自身の存在の根源を操る。
紫電解放
力の電気を解き放つ。
使徒統揮
配下となった者を自身の場所に瞬間移動させる。
概念付与
物に一つだけ概念を付与できる。
完全切断
原子レベルまで切断する剣。
虚空之神
空虚之神
永久之神
剣を召喚、装備し、操ることが出来る。
魂剣之終末
魂剣煉獄
無限之希望
概念を付与した領域、心象転写を展開する。
《神之造物》
解析
目に見たものを把握し、その情報を読み取る。
自律稼働状態
《神之造物》が身体を正確無比に操作する。
念話
念じて会話できる。
神無撃
天空から無音の流星を落下させる。
竜神之顎
竜の顔を出現させ、喰らった対象のHPを奪う。
泥人形
分身をつくる。
英雄補助
パーティーメンバーに能力補助をかける。
一心同体
HPがある限り、スキル破壊系の攻撃を無効化する。
神束縛鎖
神属性のNPC、アバターを拘束する。
猛牛並縛鎖
突進攻撃状態の対象を絶対拘束する。
多すぎるだろ、おい。
まあ、二人の2000年と俺の16年を合わせたからこんなものなのかな?
「進化だな、もう」
《いいじゃないか。力を得るのは》
「………そうだな。さて………行くか!」
《どこに?》
「ドラゴン討伐へ!」
次回登場するドラゴンは、過去最強のモンスターです。




