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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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60/212

理不尽

1000PV突破、ありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!

「初めて来たな、騎士団」

「私は2回ぐらいあるよ」

「騎士…………というか天使に振り回されたことあるしな…………」


一年ちょっと前かな?


「なんか苦手なんだよな、世界に仕えるってのが」


神の加護関係なく集まった国々の集合体、連合国。

その戦闘集団が騎士団だ。


人類を守護する者たち、それが騎士。


自由の象徴である冒険者と対を成す、政権の象徴。


自由に憧れた身としては、苦手意識を持ってしまっている。


門番に内部へ案内され、団長室に到着する。


「あんたは…………」


見覚えのある顔が。


「天使…………!」


超迷惑の元凶、魔眼持ちの天使、セナ。


「お久しぶりです。アルタイルさん」

「…………あれ?そんなキャラだっけ?」

「こちらが素です」


あ、キャラ付けなのね。


「いいかしら」


そう切り出したのは、短髪黒髪の少女。

めっちゃ目が鋭い。クール系かな?


「私は騎士団の団長及び筆頭騎士の《シズク》。よろしく、《黒き剣士》」

「…………アルタイル=アリエルです」

「アリス=アリエルです」

「…………貴方達、どういう関係?」

「「え?」」


騎士の問いに思わず戸惑う。


「どういうと言われても…………」

「夫婦としか…………」

「「…………」」


天使と騎士は頭を抱えた。


「「?」」


「実は、私たちと《黒き剣士》を政略結婚させようとしている者たちが多いのよ」

「…………はぁ⁉」


イミガワカラナイ!


「なんでそんな⁉」

「貴方、自分の評価を分かっているの?」

「へ?」

「《聖騎士》ディオン=クリンスを超える最強の冒険者として重鎮から注目されています」

「うっそぉ…………」


知らなかった。


「…………」


アリスが静かに激怒している。

怖い。こんなアリスを俺は今まで見たことがない。


「…………私は正直、どちらでも構わないわ。結婚しても何か変わるわけでもないのだから」


さらっと騎士団長から漏れ出た禁句デスワードに、アリスが超速で反応する。


「アルは絶対渡さない!」

「あら、冒険者が一夫多妻っていうのはよくあると思うけど」

「まあまあシズク、アリス様の言葉もごもっともです」

「…………」


アリスがまるで犬のようにガルガル…………と唸っている。

眼も正に野生。

ワンチャンあると信じて――


「あのぅ、それってお断り出来――――――」

「無理だと思いますよ?」

「無理じゃないかしら」


デスヨネー…………


王族の命令って断れるやつじゃないしなー…………。


え?マジでどうする?

この新婚生活真っ只中で修羅場は勘弁、マジで勘弁!


「じゃあ、決闘とかでどうにかなりませんでしょうか!」


我ながら何を言っているのだろうか。


「いいわよ」

「へっ?」

「決闘で叩き潰して、お婿にしてあげる」


コッエ――――ッ!


ここは強気に


「ああ、かかってこい。騎士団長様」

「あらあら、それでは私もやってみましょうか」


天使⁉


「あんた戦闘能力あるのかよ?」

「いいえ、しかしバフをかけることぐらいはできます」

「わ――」


アリスが言う前に、俺が静止する。


「ごめん、アリス。ここは俺が終わらせる。だから、見守ってくれ」

「…………分かった。けど、勝ってね」


俺は安心させるためにニカッと笑い


「ああ、任せろ」


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