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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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57/212

切断・改

俺たちはフィールドに出ていた。


「アリッド、スイッチ!」

「OK!」


現在交戦しているのは、鬼獣オーガ

下位のモンスター。

あっちの世界でのシルバーウルフぐらいの戦闘力。


「せあっ‼」


片手で振るう大剣で鬼獣の右腕を打ち上げた。


奪命・発動


「せいっ‼」


クリティカルのパーティクルが出る。


「アリスさん!」

「任せて!」


アリスは細剣単発突進技 《ストライカー》を発動させ、剣先を心臓部に突き刺す。

しかし技の威力が高くとも、武器の攻撃力が低いため、一撃必殺には至らない。


「まか…………せろ!」


俺は宙に舞い、空中から斬撃を放つ。


片手剣四連撃 《エクシア》


身体を斜めにすることで斬撃そのものの角度を変える。


「う…………おおおッ!」


スキル・切断!!!!!!


そのなまくらの切れ味を高め、振り切る。

最後の四撃目で胴体を斬り裂いた。


「ふぅ…………」


命がかかっていないとはいえ、やっぱり戦いは疲れる…………。


「やったね、兄さん!」

「おうよ」

「流石です、アル」

「それほどでもねぇよ」


だが、この程度じゃゲームクリアはできない。

《二刀流》は何故か完全習得コンプリートしているとはいえ、《英雄之炎リオネルフレイム》もなく、武装も貧弱なこの状況では…………まだ無理だ。


そう考えたのと同時だった。

俺達に向かってくる、大きな火の玉が見えたのは。


「…………!」


――――間に合え…………っ!


《スラスト》を発動させ、火の玉を斬った。


「なに⁉」

「兄さん!」

「迎撃準備だ、構えろ!」


NFでもこんな事があった。

依頼を受けて一人のところを盗賊に襲われたりしたものだ。


目を凝らし、火の玉が来た方向を見ると、黒いフードを被った魔法師ウィザードの集団が。


「6人か……」

「仕留める?」

「ああ」

「…………二人共、なんか手慣れてない?」


弟が疑問に思っているようだが、まあ後だ。


「初心者狩り、ってところだな」


いつの時代でもいるものだ、こういう輩は。


魔法師たちは詠唱し、同時に魔法を放ってきた。


「二人共下がってろ」

「え?」

「アル?」

「こいつらは…………俺がやる」


久しぶりの対人戦、ちょっと血が騒ぐ。


高鳴る心臓を押さえつけ、背中の大剣を抜剣する。


「さぁ、行くぞ」


新たな相棒を右手に、敵集団に突撃する。


切断


ビュォオオオオ!!!!!!


俺を止めようとする空気を斬り裂き、推し進んだ。

風魔法の障壁を突破し、その術師を貫く。

まず一人。

そして回転斬りで二人。

左手の貫手で一人。

最後に、荒々しく薙ぎ払って二人。


その間、およそ12秒。

走り出してからは17秒ってところか。


「速すぎるよ…………」

「圧倒的じゃないか…………」

「にひひ…………ん?」

「どうしたの?」


≫ノーマルスキル 《切断》は、エクストラスキル 《切断・改》へ進化しました。


進化?

‥早っ!

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