スキル取得
アリスの口調に違和感を覚えるかと思いますが、それは二つの人格が統合した弊害です。
(本当はどっちの口調にすればいいか決めきれなかっただけだけど)
これからも混ざると思います。
逃亡後。
「なあ、二人は何のジョブにした?ちなみに俺は剣士」
そう聞いてみると、
「私は剣士の細剣」
「僕は暗殺者」
「アリスは分かるとしても、ゆ―アリッド、お前暗殺者なのか」
「うん、僕は速く動ける方が良かったから」
「なるほど納得」
さて、次は…………。
「スキル選択、か……」
「迷うなぁ…………」
「二つ選択してくださいと出ていますね」
「う~ん…………」
「二人の選択肢はどんな感じ?」
これも俺から聞いてみた。
「えっと、暗殺者系統は…………高速移動の《瞬歩》、クリティカル確率上昇の《奪命》、《気配隠蔽》に、デバフ攻撃の《血裂》…………ぐらいかな」
ふむ…………。
「アリッドはどうしたいんだ?」
「そうだなぁ…………奪命と血裂かな?」
クリティカルでデバフを当てるって、
「えぐっ…………」
「酷⁉」
「アリスはどうする?」
「むむむ、難しい…………、速度特化で行きたいから、《俊足》と《飛脚》にします」
因みに《俊足》は速度補正。《飛脚》は五回空中ジャンプが出来るってやつ。
「そう言う兄さんはどうするのさ」
「う~ん…………じゃあ《切断》と…………えっ」
《切断》は、剣の切れ味を上昇させるスキル。
そして、あってはならないものが。
「どうしました?」
「いや、何でもない」
「もう一つは?」
「…………空白にしておくよ」
「「えっ?」」
「この世界での戦い方を学んでから選ぶよ」
「そう?」
「なるほど、理解しました」
本当は、もう一つのスロットも選択した。
だけどそのスキルは、《二刀流》だった。
《ユニークスキル》。
この世界でも、俺に巡ってくるのか…………。




