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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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35/212

魔の聖剣・起きる救世主

禍々しい片刃の短剣。この国の、復讐の結晶。そして、魔剣と聖剣の二面性を持つ。


「ウオオオオオ‼」


それを右手に、女神の懐に迫る。レーザーを叩き落とし、普段以上のスピードで駆け抜ける。それはまるで、七十六階層ボスを討伐した時の、アルタイル=アリエルのように。


「なんて速さ……」


短剣を逆手に持ち、勢いのまま突き刺す。その一撃は女神の皮膚を切り裂き、一滴の血液が地面に落ちる。


「私の体に傷を……」


レーザーを躱しながら斬り続ける。


「ハアアアアアア‼」


逆手のまま渾身の一撃を叩き込んだ。


〝奪命〟!(ヴォーパル)


その斬撃は女神の喉を掻っ切る。


女神はすぐさま再生し距離をとった。


「再生できるのかよ……!」


『エイル!お届け物だぜ!』


声の方を向くと、大型トラックがとある機体を運んできていた。


「《アウェイキング》……⁉」


『おうよ!ZXPS-X001 《アウェイキングセイバー》、整備バッチリだ!』


エイルが二年前に一度だけ搭乗した機体。


エースパイロット用に開発された特別機。最強のパイロットが最強の機体に乗ることをコンセプトに開発されたため、一般兵が乗ると衝撃に耐えられず、命にかかわる危険な機体。


しかし機体性能は機動性、防御力、火力の全てで《セルウス》を大きく上回る。


『起動完了』


『神経接続システム《加具土命》感度良好。』


「エイル=ローグ=ペンドラゴン、《アウェイキング》、出る!」


大きな大剣を手に背部のブースターから光翼を発現させ、宙に浮く。

エーテルから動力を生み出す王国式通常動力と科学の結晶、核動力を複合した最高の動力源

《エーテルニュークリアリアクター》。

エーテルを放出することで発動する翼と、リアクターを同時に起動できるほどの保有量。

それは、《セルウス》のおよそ6倍。


「《セイバー》……使ってやる……だから、女神を殺す力を寄こせ!」


「俺も行くぞ!」


俺もナイトプレートと神威を握って近くに寄る。


俺達は同時に走り出し、女神を追いかける。


「はあああああ!」


二刀流……。


「《双竜牙突撃》(ダブルドラグストライカー)!」


両手の剣で突進技を放つ。


炎術〝炎雷ノ刃〟


神威を炎で覆い、強化する。


『うおおおおお!!』


鬼神が太刀を振り下ろす。それらが同時に炸裂し、確かなダメージを与えた。


「合わせろ!」


〝炎術〟


〝雷術〟


〝炎雷〟(ファイアボルト)!


英雄の炎と英雄の雷が融合し、膨大な力を生む。


片手剣四連撃技 《エクシア》


エイルは機体に雷を纏わせ、磁力などで動きを速くする。


「とっておきも使ってやるよ!」


〝エクシードチャージ〟片手剣水平剣技 《リオ・イクス》


ライトベールが強く輝き、倍速で攻撃が始まる。


「せあっ!」


一撃一撃が女神に食い込む。


『……エクストラバースト!』


赤い光が機体から漏れ出る。《アウェイキングセイバー》の最大稼働状態。動力源の内部機関から《エーテル》を最大放出。


「吹っ飛べえええええ!」


「クソ女神!」


「〝奪命〟!」


〝エクシードチャージ〟


片手剣突進刺突技 《ヴォーパル・ブレイク》


スキルを二回分発動する技〝エクシードチャージ〟偶然見つけた秘技。


「〝ファイアブレイズ〟!」


数多の炎の剣が女神に殺到する――。


「もうそれには飽きたわよ」


一瞬でかき消された。


「チッ!」


投げナイフを投げながら距離を取る。


「エイル、機体はあと何分持つ!」


『あと三十分!』


「オーケー!」


(けどどうする――。このままじゃ――。)


『変われ』


「⁉」


――意識が――遠く――。

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