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ニューワールド・ファンタズム  作者: 乙川せつ
第一部-ニューワールド編

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12/212

白の災厄《ホワイトディザスター》

ダンジョンの中、俺は紫色の液体――回復ポーションを飲み、傷を治す。


「……帰るか」


ポーションを使いながら一対一の戦いを続ける。これがソロで最も効率の良い戦い方だ。

功績、というか実力が認められた俺は最前線の下層に潜ることが許され、今いるのは七十六層。本当の死地といえる。


「きゃあああああ⁉」


(なんだ⁉)


声の下に走るとそこには八人ほどのパーティーが。その中にいる女性。その子がスケルトンに襲われていた。


(……っ)


俺は躊躇った。ここで助けてどうなるかを考えてしまった。だけど、俺は何の為に冒険者になった。英雄になる為だ。


「ハァッ!」


スケルトンの頭、胸、股にかけて真っ二つにする。周りにいる他の個体は三十秒程で仕留めた。


「無事か⁉」


「あ、ありがとうございます!」


「助かった……」


「本当にありがとう」


「君は……」


「俺はアルタイル=アリエル」


彼らは《クラリン・クラン》の団員らしい。数はこれだけのようでかなり小規模。しかしこの階層に潜ってこられるだけの実力はあるみたいただな。


「アルタイル……どこかで聞いたような……」


ギリギリ記憶の外らしい。

彼らと俺が安堵したその時、真の地獄が襲う。


「ワォォォォォォォ!!」


狼にも似たその声が大きな足跡で近づいてくる。


「……なんだ……あれ……」


ゾクッ、俺達に悪寒が走った。それは、《絶望》だった。


姿は真っ白の巨人。大剣と盾を持った巨人はこっちに向かってくる。


「う、うわあああああ!!」


団員の一人が恐怖で逃げ出した。俺達もそれに続こうとする。しかし、俺達がそっちを向いた

その瞬間。その男の首から上が無かった。


そう、消えていた。俺達がそれに気付いた時、その巨人は死者と俺達の間に立っていた。


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