突然の激突
私の書き方よくよく考えなくても漫画書きよね、セリフ多め、描写少なめ
推敲すると描写を増やすからボリュームが2倍くらいになります。時間なくて出来とりませんが
「…あの」
「なにかしら?」
「なんですコレ」
「見て分からない?」
いや分かるが、なぜ拘束されてるのかだけ聞きたい。
「いやー、バレたなー」
「まぁ私たちが言っても知らんぷりするし、妥当だよね」
「うんうん」
後ろ3人は何を知ってるのだろうか。
「なんで縛られてるか分からない顔をしてるわね?」
「いやだから聞いてるんですけど…」
「あなた、休んでないわよね」
「……?」
「マジでこの男?」
「マジだぞ」
「マジだね」
「マジだよ」
「…?」
俺と日菜さんだけ何が何だか分かってない。
何の話?
「あなたは休憩中、ご飯作ってるってことは貴方は何一つ休憩してないということよ」
「……?」
「マジでこの男?」
「マジだぞ」
「マジだね」
「マジだよ」
「…!」
いや休憩してる…んだが?
「休憩してるだろ」
「してないわ」
「してないぞ」
「してないね」
「してないよ」
「してないですね」
「……なにか勘違いしてると思うが、別に作ってすぐ持っていってる訳じゃないし、そもそも作る前に飲み物飲んだり休んでるし、全然休憩してるんだが」
……嘘は言ってない。
コーヒー飲みながら作ってるし、
作った後に盛り付けしながらゆっくりしてるし、
いや!そりゃまぁ時間はコイツらより短いかもしれんが、休憩してない訳では無い断じて。
「……」
「あぁ、嘘だぞ」
「嘘はついてないけど、本当のことを言ってない、が正しいでしょ」
「愛華ならギリギリ信じそうな所を突いたけど相手が悪かったね」
「わたしは嘘だと気付けませんでした!」
「どーせ、飲み物飲みながら作ったり、飾り付けの時間を作り終わったあとちょっと時間取ったりとか言ってるぞ」
……相手が悪いな…しかしここで引く訳にはいかない。
「いやだから休ん…」
「人の事、言えないわね?蒼空」
「……、……。…はい」
後ろはなぜ勝ち誇った顔してんだクソが…っ!
ということで簀巻きにされる。
「…あの、これ休めてます?」
「休めてる休めてる、お前にしては真っ当に」
……それは休めてるでいいのだろうか。
「ほらー、まぁ日菜ちゃんは私が教えてあげれるからねー」
「学年1位2人だから安心よ、蒼空は私が遊んどくわ」
「あ、はい!よろしくお願いします!」
「よろしくお願いされてるんだから俺で遊ぶな」
「嫌よ、罰よ罰」
「自分を恨むんだな、ははは」
「…はーい」
「……なぁ」
「どうしたの?」
「おやつ作らせて」
「……いいわよ、時間も時間だし」
「やったー」
「おやつ欲しさに解放したのかもう十分遊んだから解放したのか分からねぇ!」
「…両方よ」