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それからどしたの

書けない……時間足りない……

正月騒ぎを終え、冬休みの大半を未だに工事の終わらぬために悠斗と過ごし、


冬休みが終われば…


「よー、久々だな」

「…その、どうした?」


久しぶりに見た拓也が珍しいくらいげっそりとしていた。

いや本当にどうしたんだ……?


「いや、そろそろお前もこっちの仕事をするべきだとか何とか親父に言われてな…美香の方の…いや少し違うな、西園グループの方の業務を…」

「OKわかった、休め休め」


と新年早々こいつをいたわる羽目になったが、それ以上の話は特にな…


「…蒼空、助けて」

「……はぁ」


いわけがないのだった。


ということで悠斗と離れるのが寂しいのかキャラ崩壊待ったナシの愛華さんを蒼空から剥がし…こんなん見たら100年の恋も覚めそうだなと冷やかせば


「蒼空はとっくに覚めてるじゃない、少なくとも好きな子に対する扱いじゃないわよ」

「そりゃ100年の恋も覚める行動してたらな」


と返された冷やかしも華麗にスルー、あまり俺を舐めるなよ。


…兎にも角にも新学期早々、変に注目を集めてしまったのだった。


「もう手馴れてますね」

「蒼空……意外と心労多そうだな」

「冷たかった子が甘々に溶けるのいいですよね!」


と無駄に色んなヤツらに話しかけられたのは…同情だと思っておいてやる。


「大変でしたね…」

「いや、いまも大変なんだよね…」


図書室内、最近あのグループの苦労人枠になりかけてる日菜さんと話す。

内部には数名見える程度で大声で話してなければ誰も気にしない様子だった。


「愛華ちゃん、休み時間毎に行こうとしてたから私も頑張りましたよ」

「ははは…だろうなぁ、昼休み剥がすのめんどくさい…」

「まぁなんだかんだ長続きしていていいじゃないですか」

「それもそうかぁ…」


と手元から本を出す。


「おや?珍しいですね」

「そうか?一応俺の部屋にはかなりラノベがあるわけだけど」

「…ならラノベを出して言うべきですね」


手元には恋愛心理学の本。

いや俺も対して興味は無かったのだが、周囲…というより2組のバカップルのせいで少しあてられてしまった。


「一応、皆さん頭はいいんでしたっけ」

「まぁね…そろそろ定期テストだし勉強会するみたいだよ」

「……参加してもよろしいですかね…?」

「大丈夫、ただの頭いい人が微妙なところ確認し合うだけの激ヤバ勉強会だから…」

「そしてそれに追加して美味しい飯が出てくるのだからモチベーションが高いと」


と横から出てくるのは拓也。


「あぁ場所は蒼空さんの家なんですね」

「土日は美香の家だったりするけどな」


コレは突っ込まなくていいやつだな。うん。


「じゃ回収してくから」

「はい、どうぞー」

「理由も不明なのに連れ去られる俺の気持ちとか考えろ」


多分アレだろうけど!アレだろうけど!


「愛華さんを引き剥がすんだな」

「そうだよ」

「めんどくせぇー!!!」

「わがまま言わない!」

「愛華さんに言ってくれぇ!」

「図書室では静かにしてくださいね」

「と言うかお前が止めろよ」

「別にいいけど、俺だとあんまり効果無くてなぁ」

「……なんでやろな?」

「さぁ?」

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