panic ← orthodox
まだ正月内容なの、長すぎだろ
あとすいません私情で昨日更新忘れました。
2日後にまた貼りつつ3日間隔継続します
それから変な人に絡まれず…まぁ何人かに挨拶されたが、特に何かある訳でもなく、時間が少し過ぎた頃。
拓也が挨拶を終わらせたのかこっち側に来た。
「あー、毎回こんなに長ったらしい社交辞令を言い合うのとか俺には向いてねーよ」
「社交辞令言ってやるなよ…って美香さんは一緒じゃないんだな」
「あー、今あっちの父親に連れられてどっか行っちまってな」
「なるほどな、じゃ後でこっちにも来るかな」
「いつも通りなら来るな」
「だってさ、日菜さん」
「あっ、は、はいっ!」
何を突然焦って…そうか、この中で1番偉いであろう人が来るからか。
「大丈夫だ、日菜さん、あのおっさんはいいひとだから」
「多少の無礼を許してもらえるんだとしても俺ら的には全然すごい人だからな」
「…それもそうか」
「はいっ…前回会ってないですし、来てたのに挨拶に来なかったとか言われたら人生終わる自信あります…」
「私は気にしないがね、それを言うなら誘いを断ったあのボンクラ共に文句を言いたい」
「あっ、お久しぶりです…西園社長」
「おぉ!懐かしいな、1年振りくらいか?」
「ははは、まぁ大体そんくらいです」
と後ろに西園財閥…もといこの会の主催者である西園社長本人がいた、この人は神出鬼没なのが怖い。
「君が、娘と仲良くしてくれてる佐久間さんだったかな」
「あっ、は、はいっ!すみません、さきほどはぁ!」
と俺の背中に隠れる。今日は日菜さんは後ろによくいるな…。
「招待に応じてくれたのだから気にしないでくれていい、それに私は忙しいのだから挨拶出来てない人を上げればここに山ほどおるからな」
「そ、そうなんですか…?」
「むしろまだ子どもなのにそういった所をしっかりしてるのは良い事だぞ」
「あ、ありがとうございます…」
おー、社長が褒めるとは珍しい…いやそんなことは無いか?あんまり人の事褒めてる所を見たことないような気もすれば、割と肯定的なことを言ってばかりな気もする…。
「それより、社長から来るなんて珍しいですね」
「ははは、新しい友達が出来たのなら親として挨拶するのは当然だろう、娘を今後ともよろしく頼むぞ」
「社長にお願いされる一般女子というすごい絵面」
「違うな、親にお願いされる娘の友達だ」
「なんも間違っちゃないですけど」
なんかこのおっさんはわかんないんだよな。
「おぉ、そうだそうだ。蒼空、少しいいかね」
「あ、はい」
途端に真面目な感じになるな…
ということで後ろに連れ立って歩いていく。
「いや、正直すまないとは思っているんだ」
「何の…話ですかね?」
「勝手に店のオーナーにしてしまったことだよ」
「…あぁ、何度か思ってますが、マジなんですね」
「娘に頼まれた、というのもあるが、君は1人だから不自由なく過ごして欲しい気持ちも私にはあるのだ」
「…貴方は何も関与してないので気にする事はないはず、ですが……」
「娘の友人を心配する大人くらい居るんだよ」
それが天涯孤独なら、と繋げるが…
「すみません、愛をあまり知らないまま、育ってしまったのでよくわからないです」
「そうか、困った時は相談しなさい、君の親と同じようには出来ないが出来る限りのことはするからな」
「ありがとうございます」
「そういえば俺らが2人になるのは珍しいな」
「あぁ、そうですね」
「……話す内容、特にないな」
「…ですね」
「「…………」」
「そういえば、もういいんですか?前は好ましく思ってたようですけど」
「…まぁ、悠斗や蒼空を狙う輩とは違うし、もう気にしてないな」
「狙ってますよ、まだ、全然」
「じゃあ聞くが、どっちの話だ?」
「………」
「そういうことだ」




