男2人
蒼空が主人公なのでは…?(主人公です)
「じゃ私は帰るわ、何日も連続だとさすがに迷惑だろうし」
「じゃ僕送ってくね」
「おー」
と送り出し、数刻もすれば悠斗が帰ってきた。
「ただいま」
「おう、おかえり、ちょっとこっち」
「あ、うん」
ソファに座らせる、そして俺は対面に座る。
「コーヒーでも飲むか?」
「…えっと、紅ち…」
「悪い子だったらコーヒーの選択肢しかないかな」
「じゃ、コーヒーで」
「はいよ」
察してくれて助かる。ということでコーヒーを渡す。
「話、だよね」
「俺が聞くべきじゃない訳だが…愛華さんは悠斗にあの件は言ってるのか?」
「…いやまだ聞いたこと無かった…なにかあるのは知ってたけど」
「そうか、なら悪いことをしたな、モブが出張りすぎた」
「いや…大丈夫だけど…」
悲しそうな目を向ける。
あぁそんな目をするな、わかってる。
「もし助けを求められたのならお前が救わないといけないんだが…」
「大丈夫だよ、僕だって彼氏なんだからね」
「心配はしてねーよ、まぁもし本当にやばいなら、お前には最強の権力があるからな、気にするな」
「美香さんに頼ったらダメだよ流石に」
「ははは、友を頼れるのもいい人間だよ」
と笑ってやればやはり少し目を伏せる。
そうだろうなお前は。そういうやつだよ。
「お前だけでは解決出来ないぞ」
「……そう、かな」
「そうだぞ、無力とは言わないが子供ひとりが大人に抗えるなんて思わない方がいい」
「……」
「抗えるやつが美香さんとか拓也とか…そういう1部だって覚えとくのも大事なんだよ」
「迷惑じゃないかな」
「お前は何を言ってんだ、美香さんに関してだけ言えばやたら迷惑貰いたがってるじゃないか」
諸説あるが、まぁあの人は身内に死ぬほど甘いからな…。甘すぎるのも問題な気はするんだが、そこはソレ。
「迷惑かな?とか言ってみろ、どうせあの人だからむしろ迷惑かけてよ!何も返せてないんだから!とか言ってくるぞ」
「ちょっと似てるね」
「お?そうか?それは嬉しいな」
とそこから話は脱線して全く関係ない雑談をし、なかなかいい時間が経過した後、
「じゃ飯作ってくるわ」
「うん…蒼空」
「どうした?」
「ありがとね」
「任せろ、こういうのは得意分野だからな」
「今ふたりが私の話した気がする…!」
「2人って…蒼空と悠斗か?」
「うん……!」
「ほんと嬉しそうに言うな」
「でも拓也もそう思わない?2人が自分の話したら嬉しいでしょ?」
「そうだが、彼氏の前で他の男の話をするとは…俺も嫉妬しちゃうぜ?」
「一石二鳥だ!」
「なーにが一石二鳥だぁ?俺しか考えられないようにしてやるよ」
「きゃー」
メイドたち(私たちは何を見せられているのでしょうか…)




