聖なる祈りは誰が為
みんなーメリクリメリクリー(適当)
「と、言うわけでチキンです」
「…ごめんなさいね、いやホントに、目の前に居るとは思わなくて」
「驚くかなと思ってやってたから別にいいけど」
「次はちょっとビビらせるか、集中切れて料理できんとか言ってたしね」
「炎持ってたら危険かもしれないと思いまして…」
「こっちは料理慣れてんだから気にせず来りゃいいのに、というか危険だったら美香さんに見せてない」
と、6人で飯を食いながら話す。
「だが、やっぱり美味いなぁ…」
「おぉ、珍しくストレートに褒めるじゃん」
「久々の豪華な料理だからじゃないかしら、いつものやつも十分美味しいけど気合いの入り方が違うわね」
「いつにも増して優しいのが怖いけど、まぁ感謝しとくわ」
「…んー」
「どしたん悠斗」
「なんにも返せてない」
「別に…気にしなくて良くね?」
悠斗らしい限りではあるが、正直飯を貰って何を返すのか分からんしな、別に。
「わたしはまぁ場所とか貸してるし返してることになるのかなぁ」
「でもその分レシピも渡してるぞ?」
「むー…それもそうだ」
と何故か5人で悩み始める…えぇ、いや気にしないんだが…。
「別に好きでしてるだけだし…俺は全く気にしないんだけど…?」
「言われれば、こっちが気になるのよ」
「…えぇ…」
「と、言うことなので」
と目の前に謎の箱がドンッ!と置かれる
「…はぁ、何コレ」
「各々でお前にクリスマスプレゼントを買ってきました」
「……あぁ、前振りだったのねソレ」
ということらしく、順番に渡していく、との事。
「1番手は私ですね、はい、約2名がやばそうかもしれないとのことで私、悠斗くん、愛華ちゃん、拓也くん、美香ちゃんの順番です」
「…あぁ説明されんでもヤバそうなのは同意するわ」
「ということなので、はい、わたしは正直悩んだんですけど、こちらのマフラーで」
「ありがとう」
普通にしっかりとしたやつだった。
「あ、一応手作りなので、嫌だったら別にいいですけど…」
「いや、大丈夫だよ?人から貰ったやつを要らないって言うのは…酷いじゃん?」
「じゃ次は僕です」
「はい」
「何も分からなかったので、コレで」
「…コップ?」
「うん、まぁそこそこ使いやすくて長持ちするかなって」
「ありがとう」
シンプルイズベストみたいな、正しく悠斗だなって思えるプレゼントで少しほっこりする。
「私ね」
「圧が凄い」
「安心しなさい、私、友達には優しいって何度も言ってるじゃない、これよ」
と出されたのはシンプルめのブレスレットだった。
「ブレスレット?」
「えぇ、オシャレは大事よ、あと、あの二人には勝てないだろうけど、そこそこ高めのにした方がいいと思って」
「…気にし…いや無粋だったわ、ありがとう」
「それでいいわ」
気にしないでいいのには失礼だと思い訂正…そして
「我々の番だ」
「手柔らかに出来なさそうなオーラがある」
「と、言うことで、ホレ、確か圧力鍋欲しいって言ってたの思い出したから、割と最新鋭のやつ買ったぞ」
「ポンと出してポンと渡すな!マジで凄いやつじゃねーか!」
「まぁ…コレでお前の料理の幅が広がれば、さらに俺らも美味しいの食えてwin-winだからな」
「…まぁすげーありがたいけども」
「安心しろ、ラスボスが居る」
「初めて美香さんに恐怖を覚えそう」
「安心して!蒼空の稼ぎより低い額で見繕ったから!」
「あの…逆に俺の稼ぎが怖くなるやつじゃないのソレ」
「…まぁそれはそう…多分そろそろ俺らと同じくらい」
ヒェッ…
「じゃーん」
「…何コレ」
「はい、あなたの店です」
「???」
「蒼空の店の1号店が、本日遂にオープンしましたー!」
「?????」
「ということで今日から働かなくていいよ?」
「ちょっと待てい!!?」
「うん、わかるぞー蒼空、大体俺も同じ反応だったからなー」
「まぁ厳密に言えばオーナー名義が蒼空のレストランが出来まして、蒼空がレシピをメイドさんに渡せば、オーナーとしての仕事はしたことになります」
のでレストランで稼いだ分の収入が蒼空の懐に入ります、だ、そうです。
ブルースカイレストラン
素朴な味わいと温かみのあるこのレストランは
学生考案の友の為を思って作られた料理をお出しします。
このレストランにひとたび入れば、懐かしの旧友たちと緩やかなひとときを味わえるでしょう。
皆様のご来店をお待ちしております。
評価★5
懐かしの友と一緒に入ったら昔のことを思い出して凄く酒が進みました。こんなレストランあったんですね、また旧友と飲みに行きます。
評価★5
1人で入ったのですが料理の暖かさと店の雰囲気に昔、友人たちと飯を食いに行ったのを思い出しました。凄い美味かったです。
その後も高評価は続く…。




