冬です、ようやく
12月の13とか14とかそんくらいになるのかね
12月、2週目
厳密に言えば、菊池さんとの1件の翌週。
「冬休みの話をしよう」
「早いな…まぁいいけど」
拓也の場合は色々あるからな、主に美香さんサイドの方で。
「予定は?」
「お前らがなければない」
「まぁそうか」
まぁってなんだよまぁって、否定せんが
「24日は予定あるよ僕」
「そうだろうな、なかったら俺がぶん殴ってたわ」
「俺らもあるしな」
「…美香さんの家、行っていいか?」
「そりゃ美香に聞け、俺の一存で決めれねーよ」
それもそうか、後で連絡しておこう。
「25日はまぁ蒼空の家だな」
「そうだね」
「まぁ別にいいけど…」
まぁ折角だし色々作っておくか…。
「全員で」
「だろうな、男3人だったら突然の風の吹き回しに驚くわ、あぁ、あと29日からは来ないでくれ、予定がある」
「おー、俺も三賀日は無理だから、4日とかかな、お前ん家行けても」
「来るならそうしてくれ」
ということを勝手に2人(近くに悠斗がいるから3人)で話し合った。
そしてその昼休み。
「納得いかないわ」
「いけよ、なぜ愛華さんが拒否する」
「大晦日は集まってもいいでしょう」
「まぁ、言わんとすることは分かる。というか初詣とか初日の出とかのノリで大晦日友達と過ごすとかは余裕であるだろうから俺と美香が無理でも正月とかはな」
「…えー…、えー……」
「別にあなた一人でしょう」
「…いや、予定が」
「何の予定よ、まさか恋人?」
「違うけど…お前らには言えない予定が…」
厳密に言うとメイドさんから1月1日までにおせちを作って欲しいという話と、1月1日の拓也とかが出てるって話の会合の料理人として雇われてるんだよな…金払いがいいから。拓也には言ってない、美香さんは多分知ってる。
「じゃあ2日に行くわ」
「妥協してそれかぁ…」
「初詣に行くわよ、もちろんヒナも連れてくから、あなたも来なさい。2人のデートは1日にたっぷりするから」
「え、そうなの?」
悠斗も知らなかったんかい。
「嫌なの?」
「ううん、大丈夫だけど、あ、でも両親が来るかな」
「あの人たちね、ご相反に預かれるかしら」
「まぁ多分大丈夫」
「折角だし私が料理して驚かせてあげましょうか」
出来るんだこの人…いやまぁ出来るか。
「蒼空、多分思ってることはわかるがどちらかといえばいつの間にか両親とあってるってところの方を気にするべきだぞ」
「…あぁ、それもそうか、あの人たち結構居ないからな」
単身赴任に母親がついて行った悠斗の親なので、定期的には帰ってくるが、俺もあまり見た事はない。
…いや俺があんまり誰かの家に行かないだけでもあるがな。
「日曜は余裕でデートしてるわけだからまぁそりゃ会えるか」
「私もあんまり会えてないけどね、そうね正月はそっちにお邪魔していいかしら」
「多分2人とも喜ぶよ」
ここで、誰も、愛華さんの両親は?と言わない辺り、全員ある程度理解はしてるんだろう、何かあると。
まぁそれは悠斗の問題だ、我々が何かすることでは無い、この時の俺らはそんな気持ちであった。
土曜に蒼空の家に集まってギャーギャーして、
日曜は個別でデートして
ヒナちゃんは本読んだりしてて
蒼空は特になにかしてることは無い
と明言したことは多分1度もない




