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言わぬが造花

次週の誕生日パーティーの話です

実際拓也はあんなでかいところで馬鹿みたいに偉い人に祝われるより、少人数でこんな感じにパーティーする方が好きです。

土曜日、俺の家。


「あぁ、最近は慣れましたね」

「そ、そうか……」


あまりにも雑な反応で拓也も少し困惑していた。


「別にいじめってほどじゃないんですよね」

「まぁ大体は俺らも氷川さんから聞き及んでるから分かるが」

「むしろ今まで聞こえなかった悪口が明確化しただけなので」

「……」


反応に困ってんな拓也。


「まぁそれでいいならいいけど…」

「というより、変なメンツですね、お二方は?」

「デートだ」

「美香さんは?」

「後でくる」


俺は料理中なので遠巻きに聞こえる話を聞いてるだけ。


「少しいいですか?」

「あぁ」


と何やら話しているが、何も聞こえない。


「はっはっはっは、まぁなら安心だわ、まぁそりゃそうだわな」

「びっくりさせないでください…」

「いやぁ、確かにそりゃそうだ、さすがに正論すぎるな」

「あんまり言わないで下さいよ」

「…珍しいな、拓也が声出して笑うのは、ホイ」

「あぁ、いやいやさすがに面白すぎたわ、っと貰いー」

「勝手につまむな、お前が主役だが、料理だって無制限に出るわけじゃないんだからな」

「コレだけコレだけ」

「では私も」

「…全員分食えるようには残しとけよ」


どうせこいつらは止まらんから追加で作ることにした。まぁ元よりそのつもりだが


「というよりこれだけの量、よく用意しましたね、昨日まで学校でしょうに」

「そら当たり前よ、やることないからな、寝る前までに下準備くらいはできる」

「冷蔵庫見るとすげーぞ」

「マジですか、見せてください」

「嫌だわ、今汚いんだから」


と言っても聞かずに見に来るし、自由かコイツら、美香さんも氷川さんもいないから割と余裕あると思ったのに


「…ひぇー」

「驚くとかより酷い反応しやがったなコイツ」

「ギッチギチじゃないですかなんですコレ」

「んなもん今日の分に決まってんだろ」

「なー、キモイだろー」

「人のために用意したものをキモいで片付けるな」

「流石ですね…」

「目を逸らしながら言うな、引いてんのが見えてんだよ」


と、ヌルッと拓也もこっちに来る


「あれ?去年より増えてんな、見た目からギチギチって音してる」

「人が増えてるからそりゃ増えるだろ」

「…去年のキモさとはまた別のキモさだなコレは…ほらこれ去年の」

「なんで撮ってる…」


まぁ別に止めはしないが。


「…ひっ…」

「おいコラ、親しき仲にも礼儀ありって知ってっかぁ!?」


悲鳴は有り得んだろ悲鳴は


「よくやりますね…ていうか、冷蔵庫的には良くないんじゃないですっけ?」

「当たり前だろ、前日にこうなっただけだからな」

「あ、じゃあこれも…」

「撮らせろ撮らせろ」

「…別にいいけど知らん人に見せんなよ」

「はいよー」


とどう見ても面白くない2割雑に詰め込まれ、8割効率的に詰め込まれてる冷蔵庫内を1枚撮っている。

いや俺も普通に面白いから毎日経過を撮ってるが、意外と1日目から撮ってると面白いからな。

そんなことコイツらに言わんが。

8割綺麗に積まれているところの余った2割程度の隙間にジップロック系が雑に埋め込まれてる現状と考えてもらえればいいです。


前年はこの雑なジップロックがなく、ただひたすらに丁寧に積まれてるみたいなイメージ。


一応人に見せるつもりはないけど、自分で楽しんでるためこんな感じに綺麗にしてるだけです。

性格的にもしかしたらA型なのかもしれないね蒼空

(詳細とか作ってないから書いてると血液型出てくるのかもしれない)

私はO型の性格ですが、判定ではB型らしいです。

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