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日常は3人、非日常は6人

なんか語感いいねタイトル

「土日に俺ん家?」

「そうよ、文句あるの?」

「あるよ!?ないわけないじゃん!突然すぎるでしょうが!」


文化祭が終わって、とある日の昼休み、氷川さんが来たと思うと突然そんなことを言ってくる。意味がわからん。


「悠斗!この人の手綱を握っておけと…」

「僕提案だから…」

「っ!俺が断れないと思ってか貴様!悠斗のクセに頭使ったなぁ!」

「蒼空やめて、頬つねらにゃいで…」

「可愛いわね、私もやるわ」

「愛華しゃんも。やめへぇ」


まぁいい…確かにまぁ氷川さんに頼まれたら断りづらい面もあるのは否定しない、が…。


「予定、あったらどうするつもりだったん?」

「ないのは拓也に聞いてたから」

「あのっさぁ…」


なんだお前ら、確かに昨日拓也から土日暇?ってメッセ来たから、まぁ暇だなとは返したけど…、何故こうも遠回って来るんだコイツらは。


「久々に蒼空の飯を食いたくって、あ、美香も来るぞ」

「拓也もか、何故誰も何も言わずにそう進めるんだ…まぁ土日は暇だったから新作作ろうとしてたし…まぁちょうどいいか」

「ちょうど良かったわ、あぁもう1人も呼んでいいかしら」

「佐久間さんなら、ガチで知らんやつに教える家などない」

「ええ、問題ないわ。その子しか呼べる子いないもの」


それはそれでどうかとも思ったが、まぁいいか。


ちなみにこの話を盗み聞きしてた5名程がいたのだが、ひよって、盗み聞きしただけのままなのはもはや様式美だったりする。

一輝と蒼空のことが好きな4名である、本当に関係ないので掘り下げはしない。


「…まぁ味見はいい感じになったらしてもらう予定だったが、試験的に食わせるのも…いや違うな」

「何が?」

「美味いもんを食わせるのが俺のポリシーだ、美味いか分からんものは食わせん!」

「頑固オヤジみたいなこと言ってんな」

「…まぁどうしても料理の実験台になりたいってんなら食わせてやらんこともないが」


俺的には失敗するかもしれないからあまり好ましくない


「ふっ、逆に蒼空の美味しくないものを食べてみたいかもしれないから俺はいいぞ」

「私もいいわ、食べさせてもらってるわけだし」

「僕もいいよ」

「お前らがそういうならまぁええか…」


ということがあって、土日になった訳だが


「見事に部屋が狭い」

「だから私たちがきてるんじゃないここに」

「いやまぁそうだけど」


俺の部屋に6人となれば普通にギッチギチなのだが、美香さんが俺の部屋に入り浸らないと気がすまないらしく、拓也と優斗の見張りを持ち部屋に居座っていた、佐久間さんと氷川さんがキッチンで料理を眺める役、らしい


「手際いいんですね」

「まぁ慣れよな」

「正直、こういう動画ってずっと見てられるのよね」

「雑談しながら料理作る動画?あれいいよな」

「私はあんまり見ませんが悪くなさそうですね、こういうのを見てると、私も少し作りたくなります」

「佐久間さんは料理するんだ」

「えぇ、あなたほどじゃないですが」

「俺もそんなにしてないけどね」


と手際よく材料を切り分けていく


「いい魚だなコイツは」

「三枚おろしってやつですかソレが」

「ん?あぁそうだな、……あぁ、いつか寿司も握りてぇな」

「寿司屋をオープンしたら最初に呼ぶのは私たちね」

「開かねぇよアホか」


と雑談をしながら料理を進めてく。


「改めて思うのですが、まぁ本当に自然ですね」

「…だから慣れだ慣れ」

「経験の差じゃないかしら?」


佐久間さんが暗によく好きな人と自然に話せるなと言ってきたが、慣れとしか返せないだろ、あと氷川さんはわかってないな、言葉選びはさすが図書委員か。


「魚のフライって意外と美味いよな、唐揚げとかじゃ出せない味だと思う」

「あー分かります、ふわふわ感って言うんですかね、肉と違ってふわっとしてますよね」

「アジフライとかってことかしら?」

「揚げ物としては同じなのにな、エビフライとかもまた違った感じだよな」

「分かります」


でも別に今回はフライじゃない。

酢菜魚(スァンツァイエ)という中国の辛めの料理を作ってる。

外国の魚料理と調べて美味そうなのを見つけたんで作ろうってわけだ。


「で何を作ってるの?」

「中国の魚料理」

「中国ですか?あんまりイメージできませんね」

「魚料理外国って検索したらスァンツァイエとかいういい感じの魚料理があってな、おひとり様を満喫しつつ作ろうかなと思ってたんだよな、5人増えたけど」

「はぁ…意外と調べて作るんですね」

「俺をなんだと思ってんだ、料理はレシピこそ命だろ、その後に自分がこうしたら美味くなるとか家庭的にするならこう変えるとかしてくんだわ」


何を言ってんだ佐久間さんは、アホなのだろうか。

酢菜魚(スァンツァイエ)の作り方

白身魚を5mmくらいにスライス

しょうがとニンニクも薄くスライス

唐辛子は種を取り輪切りに

卵白と卵黄を分けて

白菜の漬物 (これが酢菜らしい)の水気を取る

ボールに魚、片栗粉、みりん、酒、卵白、塩を入れて手で軽く揉んだら冷蔵庫に20分

ごま油を熱して、しょうが、ニンニク、唐辛子、花椒 (中国の山椒)を入れて中火できつね色になるまで炒める

酢菜を入れる

いい感じに匂いがしてきたら水と塩と中華だしの素を入れる

蓋をして煮る

2から3分後に魚を入れて最初強火、沸騰後は中火

別のフライパン等でごま油を入れて熱し白ごまを入れて炒めて上の魚入れた奴に入れる

パクチーを飾って完成


料理系の小説じゃねーんだから書く必要は特にねーです

せっかくなので書いた、分量はさすがに調べてクレメンス

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