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ポーカーチェイス

泊まりと言えばトランプ!トランプと言えば…罰ゲーム!

「勉強会はもう終わりということで、遊ぶぞー!」

「はい」

「うん」

「わかったわ」

「で何するの?」

「テンション!!?」


珍しく拓也が1番はしゃいでるが、5人で何をすると言うのだろうか中々難しい人数である。


「よっし、まずは泊まりの定番のトランプから行くか」

「オーソドックスだな」

「じゃあまずババ抜きしよう」

「そうね」

「わかった」


ということでカードを配っていると、まぁ発起人が爆弾を落とす。


「よし!1位の人が最下位の人に命令していいことにしよう!変なのじゃなければ何でも」

「美香さん!?」

「いいわ」

「わかった」

「おう」


なぜ悠斗と氷川さんが肯定botなのかわかんないけど……いやみんながいいなら良いか。


「…なぁ悠斗」

「どうしたの?蒼空」

「お前なんかいつもよりふわふわしてない?」

「?…してなーい」


してるな、なんで?


「じゃじゃーん!ボンボンー!」

「…それ確か酒入ってるチョコだっけ?」

「そうです!食べさせてみましたー!」

「…氷川さんも?」

「食べてたよ」

「…これだけで酔ってるの?」

「酔ってないよー」

「酔ってないわ」


……あれこれヤバイのでは?はっ!拓也は…

あ、これ共犯者の目をしてる…。


「…まぁ、悠斗は弱そうだなと思って軽い気持ちで食べさせただけなんだ…こんなになるとは思ってなかった」

「なにしてんの…まぁいいか、ダメそうなら水でもかけて酔いでも覚まそう」

「多分この2人にお酒は飲ませちゃダメだね」

「まぁこれ度数的には3度くらいらしいし…あぁ、一応子どもが食うのは違法じゃないんだな…」

「…もしかして、甘えさせるためか」

「よくわかったね、蒼空」

「くっ…やはり貴様がラスボスか…魔女め…」

「そうだよ、よくわかったね、私は思い通りにことが進まないと楽しめないの…」


と謎のラスボス感を出したりして軽くじゃれつつ、

早速ババ抜きである。

ちなみに俺もボンボンはついでに戴いたが、ノーダメージだった。


「ま、蒼空は強いだろうな」

「弱かったらそれはそれでギャップだったけどね」


とは2人の談である。

ということで1巡目、美香さんが1番に上がり、拓也、氷川さんが上がり、残り俺と悠斗の一騎打ち。


「…表情が読めん」

「酔ってるからねー、意外と勝負が拮抗してることに驚いてるよ私」

「…だが、俺は負けないっ!」


引いたのはスペードのジャック、要するにあがりである。


「っしゃあ、負けられない戦いだったわ、何されるかわかったもんじゃないから」

「よし、じゃあ悠斗くんは今から次の勝負まで私の事をお姉ちゃんと呼んでもらいます」

「…わかった、美香お姉ちゃん」


この時、悠斗以外の全員に電流が走る。


「本気出すわ」

「まずい…氷川さんの酔いが悠斗の破壊力で吹っ飛んだ」

「…これは真の勝者を決める必要が出てきたね」

「…負けられないわ」


女子組のやる気がすごい…がこっちだってお兄ちゃんと呼ばせたくなる可愛さがあったんだ負ける訳には行かない。


「ここは、実力が出るゲームでやろうじゃないか」

「…へぇ」

「大富豪だ」

「「「乗った」」」


悠斗が負けるかどうかは分からないが、実力が出るのは間違いない、いやむしろ、これで順位がはっきりするというものだ。


「勝負!」


1回戦目、優勝拓也、最下位美香


「じゃあ俺の膝の上ね」

「はーい」

「これイチャつきの材料に使われただけでは?」

「そうね」


2回戦目、優勝氷川さん、最下位拓也

「そうね、じゃあ1発芸で」

「…え、今?」

「無理じゃないでしょ?」

「ふっ、この時のために俺は口笛で曲を流せる1発芸が…」

〜拓也演奏中〜

「普通だね」

「普通ね」

「普通だな」

「頑張ったんだけど!?」


3回戦目、優勝俺、最下位悠斗

「じゃお兄ちゃんって呼んで」

「蒼空お兄ちゃん」

「ごめんもっかいお願い、まじで、録音する」

「え、うん、えっと…蒼空お兄ちゃん?」

「…俺がお兄ちゃんだったわ…」

「傍から見ると変質者っぽい」

「ほんとに感動してそうなところが普通に無理ね」

「いや、でもわかるでしょ」

「「それは…まぁ」」


X回戦目、勝者蒼空、最下位愛華

「ごめんなさい無理です…助けてください」

「ダメよ、命令しなさい」

「いやほんとに…色々無理なんです…」

「ルールには従うわ」

「…えっと…えっと…じゃ、じゃあお、俺の事をお兄ちゃんって呼ん…」

「わかったわ、蒼空お兄ちゃん?」

「………」

「あ、死んだ」

「好きな人にお兄ちゃん呼びさせるとは業が深いね」

「あら?どうしたの?蒼空お兄ちゃん?」

「もうやめてあげて…蒼空のライフはもうゼロだと思うよ」

「…ふふ、虐めすぎちゃったかしら」

「意外とおちゃめなところあるんだな氷川さんも」

「いいじゃない、こういうのあんまりしたこと無かったから」

「じゃあもっとしよー!」

「ええ」


その後1時間くらい蒼空は再起不能だったので、一旦4人で他のことをしていた。

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