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青菜に縁

青菜に塩

青菜に塩かけるとしおしおしてるよね。そんな感じにしおしおしてること。


あ、せっかくなので9月は2日感覚で投稿していきます

「…はい、戻りましたよー、ネギだけ背負って来ましたよー」

「ありがとー」

「おーおー、熱いこって、俺は除け者か?除け者だし余所者だったわ」

「…笑えない冗談はやめろ蒼空、そんな自虐民じゃないだろ」

「わかってるわかってる冗談冗談」


とオムライスを5人分。


「ということなので人も多いのでせっかくなのでちょっと追加で」

「マカロニサラダ…ってこれ作ったの?」

「いやー、意外と興が乗ったよね」

「悠斗、どうせ蒼空のことだからまたなんか変なもん作ってるぞ」


よくわかってるな拓也


「えっと…これは?」

「ん?見ての通り料理、ま、勉強見てくれた俺なりのお礼ってやつ…氷川さんアレルギーとかあった?」

「いえ、特にないけど」

「じゃまぁ貰ってってくだせぇ、しがない男の料理なんで味は少し雑かもしれないけど」

「毎回腕が上がってるからもう雑じゃない気がするけどね」

「おー、美香さんに言って貰えるのはかなり嬉しいかも」


ということで料理を並べる、飲み物は…


「味噌汁作りたかったけど時間がねー、意外と30分で作れる料理はこの程度だよねー」

「絶対嘘だろ、なんか他にも作ってる」

「ま、それは3時のお楽しみということでー…」


おやつを作ったことは別に隠さないし隠す意味が無い。


「ということで麦茶ね、マジでファミレスで勉強会したみたいなメニューだな…改めて」

「毎回それっぽく注文してるからな」

「大体いつも同じメニューだからもう覚えてしまいましたわー」


と冗談はさておき、冷める前に食べて欲しいわけで


「「「「「いただきます!」」」」」

「うん、いつも通…いや、いつもより美味い!やはり隠し味に愛情を…?」

「ソースだよ、ちょい濃いめにしてみた、拓也が前ちょっと味濃い方が好きって言ってただろ?」

「…マカロニサラダもちょっとピリッとしてて美味しい…いつの間にこんな練習を」

「こっちは一人暮らしだぞ?色んな料理してこそでしょう」

「また腕を上げましたわねシェフ」

「お嬢様にそう言って貰えて、私感激でございます…」


と3人の感想を聞き、最後の1人…なのだけど


「…えーっと氷川さん、感想、貰っても…いい?」

「……」


…うぅ、気まずいなぁ、いやまぁ振った男の飯なんてあんまり食いたくないだろうなぁ、何入ってっかわかんないだろうし…うぅ…


「美味しいわ」

「!!!」

「えぇ、とても美味しいわ」


それは…前に見た、惚れるような笑顔で…。


「……少し、席を外します…」

「あらー…ま、仕方ないか」

「えぇ、まぁ仕方ないでしょうね」

「…すごく嬉しそうだったね」


サッと部屋を出て、隣の空き部屋にお邪魔する、まぁ一応後で許可は貰うから許してくれ


「…良かっ…た……」


しばらく、初めて向けられたあの笑顔に俺は色んな感情がグチャまぜになったまんまだった。


戻った時、何も言わずに拓也は背中を叩いてきたし、美香さんはすごいニヤニヤしてたけど…氷川さんと悠斗は何も言わなかったのが少しだけ気になった。

「…あら?どうしたの?」

「まぁ一応好きな人から笑顔向けられたら恥ずかしくなるよね」

「笑顔が眩しくてすごく顔真っ赤にしてて…蒼空くんは可愛いよね」

「本人の前で言ってやるなよ、再起不能になっちまう」

「…あら、悠斗どうしたの?」

「別に…」

「おー、悠斗も嫉妬か?」

「悠斗くんの嫉妬!」

「お前が出ると面倒になっ」


わっちゃわっちゃ…


戻ってきた時の反応

拓也「大丈夫か?生きてる?(という意味の背中叩き)」

美香「まだちょっと照れてるー、可愛い(のニヤニヤ)」

悠斗「嫉妬してたの…どう説明したら…(だんまり)」

愛華「…えっとどうすればいいの?(だんまり)」

でしたー、引き続き勉強会です

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