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愛は青より出て愛より青し

改めて見るとコイツらスペック高いな…主人公…


ことわざ解説

藍は青より出て、藍より青し

藍は青から生まれた色なのだから青という色に勝てるわけはないだろってことです。

タイトル的に言えば、アオハルってこと

「よし来ていいぞ」

「…まぁ何かがあったんだな」


氷川さんが悠斗と近くなってる時点で何かあったんだなと…美香さんが甘やかそうとしたのかな。

うん多分俺が見たら死ぬわ。


「じゃ悠斗の隣に蒼空な」

「あいよ」

「美香は…蒼空の隣行くか?」

「…んー、どちらでも、拓也が嫉妬しないなら?」

「じゃ駄目俺が蒼空の隣な!」

「いや別になんでもいいよ…」


なんでイチャつきのネタにされねーとなんだ…。


「あら私たちもした方が?」

「いやそれは…恥ずかしいから…」

「美香さんウェイト」


伸びる魔の手を即座にブロック、可愛いのは分かるけど脱線になる、いや待て…?


「俺以外みんな割と勉強しなくても成績取れるタイプ?」

「「「「……」」」」

「帰るっ!!!!!」

「待て待て待て待てお前のためでもあるが復習も兼ねてなんだから」

「そ、そうだよ…もっと成績あげるためだし」

「…生き地獄ってこういうことを言うんだね…」

「まぁでも勉強会なのだから勉強はしないとだし、今のは八重(やえ)さんが悪いわ」

「ごめんね、つい手が…」

「そうそう、んじゃ始めるか」


ということで勉強会である。


「すまん悠斗、ここ分かんないんだけど」

「ん?ここ、ここはね、これとこれ使って…」

「あぁ、なるほど」


「美香さんちょっと英文なんだけどこれって…」

「そこ?間違いやすいけどそっちじゃなくて実はこうで、そこ間違いやすいからちゃんと覚えた方がいいかも」

「なるほど」


「拓也って確か物理得意だよな、ここがいまいちピンと来なくて、わかりやすい覚え方とか…」

「そうだな、こう覚えると、楽かも」

「なるほど…」


とそんなこんなで数時間が経過。

そこそこ昼時になったので


「…悠斗、ちょい休憩してくる、30分くらい」

「わかった…一緒に行こうか?」

「いんや、邪魔になるんで、こっちも…そっちも」

「はーい」


と俺はキッチンの方に行く。勉強会暗黙のルール…ではないが基本的に俺が料理を作る。まぁ実際は美香さんと拓也のイチャつき時間の確保と美香さんがついでに悠斗で遊ぶ息抜きも兼ねてるのだが、悠斗本人はそんなこと知らないし、今回以降はそんなこともないだろうが


と俺が離れるといつも通り…拓也が


「よーっし、俺らも休むか」


と言い出す、基本コレが俺らの暗黙のルール…ではないが、まぁそういうことだ。


「疲れました、久々にしっかりとやりました」

「おうお疲れ美香、おーい蒼空、飲み物持ってきてくれー」

「へいへい、人遣いが荒いこって」


というわけで持ってくついでにメニューのリクエストを貰う、折角なので氷川さんには内緒にするようだ。


「ほらそっち2人も、休みなさーい」

「うん、わかった、氷川さん、休も」

「…えぇ、あらいつの間にこんなに経ってたのね」

「あぁ見えて蒼空は真面目な時は真面目な奴だからこういう時意外としっかりやるタイプなんだよ?」

「そういうことじゃないだろ、単純に」

「いえそういうことだったけど」

「あっれ、俺のイメージそんな?不真面目に見えてんのかぁ…ま、普段おちゃらけてるしなー、んじゃ俺は1人で休んでるから、アンタらはイチャついてな」


…氷川さんの目が少し憐れみを纏った気がしたが、気にせず続ける


「こんなアウェイな空間じゃ休まるもんも休まんないんでね、んじゃごゆっくりー」

「素直じゃないな蒼空は」

「いつも通りですわ、あ、氷川さんは気にしなくていいんですよ、蒼空くんなりの気遣い…というよりツンデレなので」

「ま、あいつが戻ったら飯にするか」

「…まぁそういうなら」


ということで、今回は拓也のリクエスト通り、いつものを作りたいと思いますがー、材料は…ん、いつも通り潤沢だ流石と言わざるを得ないな美香さんの家のキッチンを借りつつ、まぁ毎回こうも借りてると意外と色々こっちに融通はしてくれてる。


「さーてっと、作りますかぁ!」

「ほんとにいいの?」

「いいんだって、別にアイツの言った通り休めばいいの」

「むしろ蒼空は休まないと怒るから…」

「そう、1回気付かないで勉強してたらお説教貰っちゃった」

「まぁ…それはそうだけど」


「「「お前が言うなって話なんだけどね」」」

「?」


3人の声のハモリに不思議そうに首を傾げる愛華さんであった。

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