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《騎士か獣か》


 ユーリの見たところによると、状況は、かなり危うい。


 この第一階層で気をつけなければならない魔物の代表格は、ゴブリンや狼などだ。彼らはそれほど強くないが、この死角だらけの土地で音もなく忍び寄り、奇襲を仕掛けてくるのは、熟練した冒険者であっても脅威だ。

 そして、もっとも最悪で忌まわしいのは、《叫喚者スクリーマー》だ。連中に狙われた冒険者は九割がた命を落とす。


 だが、彼らは弓を使わない。

 弓矢を扱うのは、高度な知能と器用な手先の持ち主のみ。

 すなわち、同じ冒険者に狙われたか。

 あるいは、エルフどもによるものか。

 

 ガーランドの言葉によると、エルフの里を襲い、青く光る不思議な木の枝を奪ったとのこと。


「最悪だな」


 ユーリは忌々しげに吐き捨てた。

 エルフは、自分たちの領域を侵した者をけっして許しはしない。

 武装した騎士たちを音もなく包囲して急所を的確に狙い撃ちにした技量を聞く限り、エルフの森林警備部隊か。

 彼らはエルフ族の中でも特に身体能力と弓矢の扱いに長けた、戦闘のエキスパート。

 いったん敵と認識したなら地の果てまでも追いかけ回し、その命運を絶つ。

 ビヨールの垂れ流した血痕をたどり、付近までやってくるのは、時間の問題だろう。


「あ、あとどのくらいで出口に着くのだ?」

 

 半日ほど森を歩き、安全を確保した洞窟内で休眠をとってから歩みを再開すると、ガーランドがそんなことを訊いてきた。


「さあな」


 こう答えるしかない。


「直線距離にすれば、あと半日も歩き続ければ出口のエレベーターだろう。だが、この迷宮は生きている。なにが起こるか分からん」


 たとえば、つい先日まで森林地帯だった場所に、巨大な岩山がそびえ立っているかもしれない。川が蛇のように曲がりくねって流れの向きを変えるかもしれない。平野だった場所に巨大な地底湖が出現し、たったいま切り開いてきた道が断崖絶壁となるかもしれない。

 

 この大迷宮に、常識は通用しない。

 内部の状況は常に変化を繰り返し、それゆえ、発見から五百年が経っても、その全容が計り知れないのだ。


「生きて帰れるのか?」

「安心しろ。それは約束する」


 二人は、横に並んで歩く。

 ユーリはいつでも瞬時にガーランドを守れるよう、慎重に歩幅を合わせ、間合いを取っていた。

 ガーランドはだんだん暗闇に目が慣れてきたのか、明かりがなくても歩けるようになっている。


「俺は案内人だ。この層のことはよく知っている。俺の言うことを素直に聞いていれば必ず地上へ連れて帰ってやるから心配するな」


 案内人とは、リメインの冒険者ギルドに登録している、都市公認の特殊な職業だ。

 

 確認されている五層のそれぞれが国ひとつに匹敵する面積を誇るという、他に類を見ないほど巨大なこの地下迷宮は、迷宮というより、層ごとに分かれたまったくの別世界といってもいい。


 なんの予備知識もなく足を踏み入れれば、いかに地上や他のダンジョンで戦歴を積んだ熟練の冒険者といえど、苦戦し、あげくに死ぬ。

 それは、迷宮都市リメインを支配するリメイン評議会にとって、おもしろくないことだ。

 

 冒険者には、なるべく長く生きてもらわなければならない。

 生きて、迷宮に潜り、より奥地に行ってもらい、死闘の果てに得たものを、地上、つまりリメインに持って帰ってもらわなければならない。


 リメインは、迷宮に潜り、無事に帰還した冒険者に対して、探索税というものを課し、徴収している。これは、迷宮で得たものを何割かリメインに渡さなければならないというもので、各階層のエレベーターにチェックポイントを設け、第二階層以降の層では五割、第一階層で取得したものにいたっては七割を奪うという、異常に法外な暴利であったが、それでもなお、冒険者は迷宮にもぐる。


 つまり、五割、あるいは七割を奪われてもなお命をかけて探索する価値があるほど、この迷宮から得られる利益は魅力的なのだ。

 金や銀などの貴重な鉱石類に始まり、遺産と呼ばれる太古のマジックアイテム、魔物の死骸からはぎ取ることのできる爪や鱗などの素材。

 運が良ければ一生を遊んで暮らせるような宝の山を掘り出すことも、夢ではない。


 そして、リメインは、その半分以上をただ地上で安穏と待っているだけで、なんのリスクもおかさずに搾取することができる。

 リメインにとって、大迷宮は、金の卵を産む鶏。冒険者は、その卵をバスケットに山ほど入れて運び、せっせと都市の倉庫におさめてくれる、便利な丁稚だ。

 簡単に死んでもらっては困る。

 冒険者には、できるだけ長く生きて、奥深く迷宮を探索して、多くの富を地上のリメインに持ち帰る、都合のいい働き者であってもらわなくては困るのだ。


 そこで、案内人という職業が生まれた。

 迷宮の隅から隅までを我が庭のように熟知する、このリメイン大迷宮のスペシャリストだ。

 常に変化するその性質上、地図など役に立たない迷宮内において、膨大な知識量と鋭敏な直感、怪物じみた戦闘力を頼りに、依頼人である冒険者を目的地まで確実に案内することを生業とする。


 リメインを訪れた冒険者のうち、案内人を雇うのと雇わないのとでは、その生存率に大幅な違いが出るという。

 まず第一階層に足を踏み入れ、探索に着手した者たちは、ほとんどがガーランドと同じ道をたどる。

 甲冑のフル装備でガチャガチャと音を鳴らし、暗いからといってむやみやたらにカンテラや松明で周囲を照らし、魔物を呼び寄せる。

 同じ木の見分け方も分からないから森の同じところを延々とぐるぐる迷い歩き、背後や頭上などの死角に気を配らないから簡単に奇襲を許してしまう。

 霧に対しての《乾き》の加護もないから、衣服がずぶ濡れになって体力を失い、武器や防具は錆び付いて使い物にならなくなる。

 そして、パニックを起こして魔物から逃げまどっているうちに帰り道すら見失い、途方に暮れて森をさまよい歩き、たっぷり絶望した後、飢えるか、獣に襲われるかして死ぬ。死体は濃霧に覆い隠され、あるいは獣の腹におさまり、誰にも発見されることはない。

 

 案内人を雇っていれば、少なくとも、そのようにして死ぬということはない。

 彼らは迷宮を知り尽くした者。

 各階層ごとの性質、特徴、および出現する魔物の種類と対処法。

 安全かつ迅速に進むためのすべてを会得している案内人は、冒険者にとって、どんな装備よりも頼りになる剣であり盾であるのだ。


 それだけに、案内人を雇うためには、少なくない料金を支払う必要がある。冒険者ギルドは基本的に斡旋するだけ、報酬の交渉については案内人と依頼人の相談に応じて、というケースが大多数だが、実際のところ、ユーリが最初に提示した金額とて、相場からすれば大騒ぎするほど高額というわけではない。

 現状の最下層、第五階層まで無事にたどり着こうと思えば、日当だけで金貨数百枚を請求する案内人も存在する。


 金を惜しむか、命を惜しむか、という話だ。

 

 ガーランドは金を惜しみ、実力を過信したために、無策で迷宮に挑み、結果、すべてを失った。

 手塩にかけた部下、兄弟同然に育った腹心、そして、プライド。人間性までも。

 それを彼が後悔するのか、それとも、後悔することにすら気付かないのかは、彼自身の問題だ。



 ◆



 霧深い森を歩んでいると、前方の茂みから、がさがさ、と物音が聞こえた。

 ユーリは素早くガーランドを手招きすると、木の陰に隠れた。

 甲冑がわずかに音を立てる。

 さっさと脱ぎ捨ててしまえと言ったのだが、家宝なのだと言ってゆずらず、どうしようもないので説得をあきらめた。


「な、なんだ? 狼か?」

「黙ってろ。……くそっ」

 

 暗闇の向こうから現れたのは、全裸の人間だった。

 股間にぶらぶらとしているものを見る限り、男だろう。

 ただし、首から上がない。

 頭部をなくした人間が、どうやって生きているのか。なぜ歩いているのか。それは不明だが、少なくとも、頭がないので、ものが見えていないのは確かなようだ。ふらふら、ふらふら、と、おぼつかない足運びで歩き回り、木にぶつかったり、地面の石ころに躓いて転んだりしている。そのたび起き上がり、また歩き出す。


「な、なんなんだ。あれは、いったい。人間なのか?」

「《叫喚者スクリーマー》の撒き餌だ。気をつけろ。絶対にあいつにさわるなよ。しがみつかれたら死ぬまで離さないぞ」

「生きているのか?」


 ガーランドの喉がごくりと生唾を飲み込む。

 青白い肌をさらして歩き回る首なし男の姿は、まるで幽鬼だ。

 とても生きているとは思えない。


「人間だ。ただし、生きているとも死んでいるとも言えない。最悪の魔物の餌食になった哀れな連中だ。……行くぞ。なにも見えちゃいないし聞こえてもいないが、くれぐれも、絶対にさわるな。注意して距離をとるんだ。掴まれたら見捨てるからな」


 ユーリは木の陰から進み出ると、自分で言った通り、全裸の首なし男から十分に距離をとりつつ静かに歩いた。ガーランドもそれに続く。


「この先で、悲鳴とか、助けてとか聞こえたりしても、絶対に返事をするな。黙って隠れて、やり過ごすんだ」

「なぜだ?」

「《叫喚者スクリーマー》の罠だからだ」

「《叫喚者》? なんだそれは?」

「あんた、本当になにも知らないままここに潜ったんだな。まあ、そういう、あんたみたいな連中が出くわして、確実に殺される、この階層でもっとも忌まわしい魔物だよ」


 ユーリは、緊張感を増していた。

 だが、慎重に歩いた結果なのか、問題の《叫喚者》とやらには遭遇せず、一時間ほど歩くことができた。


 いまのところ、ほぼ一直線に出口の方角へ歩いている。

 脱出は、順調に進んでいるといってよかった。

 目の前に断崖絶壁や湖が見えてくる様子もない。

 このまま数時間も歩き続ければ、そのまま出口へ到着するだろう。

 

 だが、ユーリとガーランドの行く手を阻むように、館が姿を現した。

 蔦の絡まる煉瓦造りの、風格ある三階建ての館だ。

 真夜中の森のぽっかり開けた空間に、霧に包まれながら、亡霊のようにおぞましい存在感を示している。


 ガーランドの絶句する様子が伝わってくる。

 さすがに、迷宮の内部に館が建っているとは夢にも思わなかったのか。


「《霧の館》だな」

 

 ユーリが言った。


「《霧の館》?」

「この階層の名物のひとつだ。森の奥にいきなり現れたり消えたりする、霧のようにあやふやな館。まあ、ぶっちゃけ、吸血鬼の住処だ」


 吸血鬼。

 その名を聞いたガーランドは、おぞましさに身震いしたようだ。

 古来より吸血鬼とは、太陽に背き、闇夜を支配し、美しい女をさらっては生き血をすすって永遠を生きる、呪われた怪物として畏怖の象徴となっている。

 その魔力は強大で、狼や蝙蝠を使い魔として自在に使役したり、なにもない空間からいきなり現れたり、不死身の再生能力を持つことで知られる。

 それゆえ、ドラゴン、巨人と並び、倒すことがもっとも困難な魔物と称されているのだ。

 闇夜の魔人として幾多の物語に登場し、その絶大な実力でもって人々を恐怖のどん底にたたき落とす彼らと戦ったことは、さすがのガーランドにもなかった。


 あれほど待ち望んでいた未知の魔物との戦いが、もうすぐ出口にたどり着けるというタイミングで訪れると、忌々しさに罵倒すら飛び出てきそうだった。


 だがガーランドは気付いた。


「そうだ、こんな館は無視して、迂回しよう」


 なにも、無理をして館に足を踏み入れ、吸血鬼と死闘を演じる必要はないのだ。

 そもそも、吸血鬼退治が目的ではないのだから、なんの問題もない。

 このすばらしいアイディアを伝えようと、ユーリを探す。

 

 ガーランドはもう何度目かも分からないほど言葉を失った。

 ユーリは、なぜか《霧の館》の玄関へとまっすぐに突き進もうとしているのだ。


「ちょっ、ちょっと待て! なにを考えている!?」

「なにって、入ろうとしてるんだよ」


 ガーランドは血相を変えてユーリに詰め寄った。


「正気か。ここには吸血鬼がいるのだろう!?」

「だから、だよ。吸血鬼が住んでいるのは、この階層だけだ。しかも《霧の館》と出くわすなんてそうそうあることじゃないぞ。いい稼ぎになりそうじゃないか」

 

 冗談や酔狂で言っているのではなく、本気なのだった。

 闇夜の魔人を、飯の種ぐらいにしか考えていない。

 そのユーリがいきなりガーランドの肩をつかみ、ぐいっと館のほうへ押しやった。


「なにをする!」


 怒鳴る、ガーランド。

 その視線の先で、剣を抜いたユーリが、闇の森から飛来した矢を叩き斬っていた。


 エルフの追跡者である。


「追いつかれたようだな」


 冷静に言いながら、第二、第三の矢を斬りさばく。

 簡単にこなしているが、ただでさえ真っ暗闇の森の向こう、濃密な霧のベールを突き破って飛んでくる矢は、いつ放たれるのかも分からず、かわすことでさえ困難。それを完璧にタイミングを合わせて斬り飛ばすのだから、卓越した技量と、ずば抜けた動体視力のなせる業だ。すくなくとも、ガーランドはいったいどこから矢が飛んでくるのかも分かっていない。


「先に入ってろ」


 強烈な蹴りが、ガーランドを吹き飛ばした。甲冑を着込んだ大の男を十メートル以上もボールのように蹴り飛ばす脚力。

 潰された蛙のような悲鳴を上げ、背中から玄関扉を破壊して館内に転がり込む、ガーランド。


 その目が見たのは、大きなホール。赤い絨毯が敷かれており、中央の階段は二階へと伸び、左右に分かれている。

 かなり、気品のある造りをした、豪邸だ。天井のシャンデリアも、各所の燭台も、階段の手すりや絨毯も、すべて優れた一級の品であると分かる。


 それだけに、館の全体から漂う、沈殿した埃のすえたような臭いが、やたらと鼻をついた。


「いい家だな。うちよりもよっぽど豪勢だぞ。ここに住んでもいいな」

「冗談でしょう。私はいやよ、こんなかび臭いあばら屋は」


 ガーランドは、ぎょっとした。

 いつの間にか館に入ってきたユーリにではなく、いま、明らかに、少女の声が、それも耳にしたことがないほど可憐なソプラノが聞こえたのだ。


「い、いま?」

「空耳だろ」


 ちっ、と舌打ちしたユーリは、なぜか剣の鞘を軽く叩いた。

 そしてそのまま階段に向かって歩き始める。


「おい。エルフはどうした?」

「攻撃がやんだ。屋敷に入られたから、とりあえず様子見するつもりだろう。しばらくは大丈夫だ。いまのうちに中を調べよう」

「本気なのか。吸血鬼と出くわしたらどうするつもりだ」

「食い扶持を稼ぐって言っただろ。誰かさんが報酬をケチらなきゃ、無理する必要もないんだがな」


 嫌みたらしく言って、階段を上っていく。

 ガーランドは小さく罵り声を吐き捨てて、その後を追った。

 開け放たれたままの玄関の向こうから、殺意の視線が注がれていた。


 ユーリは、二階の各部屋の扉を無造作に開き、手当たり次第に調べていく。

 いずれの部屋もベッド、机、椅子、カーテン、一流の高級感あふれる調度品が置かれており、整った内装をしていたが、おそろしく生活感のない空虚さが漂っていた。

 箪笥の引き出し、ベッドの横のサイドボード、クローゼットの中にいたるまで、素早く無駄のない手際で調べ上げていく。


「ずいぶんと手慣れた様子だな。盗賊の経験でもあるのか?」

「家捜しのテクニックなんぞ、冒険者として生きていれば、いやでも身につく」

「ふん。しょせん、ならず者というわけか」


 ガーランドは蔑むように言った。


「おまえたちは自らを冒険者などと呼んで誤魔化しているが、本質は、旅人を襲う山賊やら、善人を騙して金を巻き上げる詐欺師と変わらん、犯罪者だ。反吐が出る」

「そうだな。だから?」


 ユーリは、見事な装飾を施された水差しを手に取りながら、きわめてどうでもよさそうな口調で返した。


「人間なんてそんなものだろ。いいことをしましょう、悪いことはやめましょうなんて言えるのは、余裕がある証拠。それがなくなったら獣と同じだ。みんな、自分が生き残るのに必死で、他人のことなんざどうでもよくなる」

「つまり、それを言い訳にして、自分の罪をなかったことにしようと考えているわけか。見下げ果てた連中だ。このような状況でなければ、わが正義の剣で成敗してやるところだ」

「なかったことになんて、ならんよ」


 ひゅっ、と水差しを投げる、ユーリ。

 ガーランドは思わずそれを受け取るが、突然のことだったので必要以上に力がこもってしまい、頑丈でない水差しは簡単に砕け散った。

 半分ほど中身が入っていたらしく、籠手がびしょびしょに塗れて、足下まで水が流れ、絨毯に大きな染みが広がった。


「なにをする!?」


 ユーリは答えず、ガーランドの横を通り過ぎた。


「自分のやったことは、なかったことにはならないんだ」


 低く、重く響く言葉だった。

 ガーランドはおのれの両手を見た。

 籠手に着いていた返り血が、水と混じって滴り落ちている。

 ビヨールの最期の表情が脳裏に浮かび上がった。

 あの絶望と驚愕、そして憎悪の入り交じった顔。

 自分が生き残るために他者を犠牲にして、罪人へと身を堕とす……言い訳を考えて、罪をなかったことにしようとする。それは誰のことか。


「わ、私は騎士だ……」


 ガーランドの声は震えていた。


「私は騎士だ。獣ではない……!」



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