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他人事症候群  作者: ココロ
お嬢様と一人の執事
8/12

08-三角

私たちは外に出ていた。

暑い。いや熱いだ。これは、耐えられるようなものじゃない。家を出て数分しか経ってないにも関わらず、汗がめちゃくちゃ出てる。気持ち悪い…

「せ、センマ!」

「な、なんでしょうかお嬢様」

明らかに、こっちを向こうとしない。

「ね、ねえ? なんで、そんな目線を避けるの?」

「いえ、決してそのようなわけでは…」

「いいから、こっちを向きなさいよ!」

「お、お嬢様、先にその、胸元の濡れている服をどうにかしては貰えませんでしょうか…?」

そう言われ、パッと自分の胸元を見る。濡れてた。汗でびっしょりと。しかもその所為で下着まで見えているという……。そこまできて、自分の頬が真っ赤になっていくのが分かった。

「せ、センマ! み、み、み、見たんでしょ!」

「いえ、滅相もございません」

「あー、もー、分かった! 着替えてくれば良いんでしょ!?」

「お、怒らないで下さいよ。お嬢様」

「怒ってないもん!」

子供みたいだなって、自分で思ってるんだけどさ。恥ずかしいんだよね…やっぱりさ。

「か、帰ろう!」

妙に強気で言って、この気持ちを紛らわした。

それが、紛らわしたらいけない気持ちだと知りつつも。

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