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A piece of broken memory Ⅶ

 一平は、少し遅い食事を取った後あれやこれやと魔導の初歩について教わったり、一緒に入っていた小瓶について言及され、その弁明に時間をかけていると夕方まで時間が過ぎていた為、結局、一平と橙堂は公園を横切って駅まで向かっている。比較的広い公園で、公園の周辺には木々が生い茂っている。学園程ではないが地域住人の手によって手入れされている桜は、豊かな色彩を放っていた。 


 「すみません。送って頂いて」

 「あー、いいのいいの。これも祖父さんの教えでさー」

 

 そう答えながら、一平は手の平を何度か横に振って、制服のポケットに手を戻す。


 「また教えですか?」

 「夜や夕方近くに、女の子一人歩かせちゃダメだっつー昔ながらのもんだよ」

 「今では、中学生の女の子でも夜遊びくらいはしますけど」

 「にしたって、よっぽどスポーツとか、格闘技とかやってないと危ないだろうが。つまりあれだ。送れってことらしい」


 とは言ってみるものの、魔導が発達した今では、魔導が動かせない自分にとってみれば単なる皮肉でしかないわけで。


 「まー、頼りないボディーガードだけどなー」


 一平は、皮肉たっぷりに言われ続けているので、皮肉で返してやったつもりだったのだが「その気持ちだけでも、嬉しいですよ」なんて橙堂が、花のようにスカートを翻しながら穏やかな顔で答えた。なので、複雑な気分でもある。嬉しいような、いやそれを素直に受け取っていいのか、何か企んでいるのかという、微妙なもの。素直ではないのも一平の個性だからこそ、このようになるのかもしれない。

 加えて― 


 「ま、俺みたいな奴と交際なんてしないことだな。多分苦労するぞ」


 一平は魔導が使えないということが後ろめたさも相まって、いざそういう場面では正に慎重。というよりもチキンの一言がよく似合う。 

 少し情けないのも事実なのだが、相手が困るよりはマシだろうという一平なりの配慮でもある。

 


 その声に対し「何を言っているんで―」と、続いて何か言いかけた橙堂が、気配を察して振り向いた瞬間。その表情が驚愕に変わっていた。


 「こんばんわ」


 一平は、背後から聞えた声に反応して振り返る。


 「人払いはしてありますので、ご安心を」

 「それでか……」と原理は良く分からないのだが一平は納得した。普段ならこの時間、この通路は小学生の下校に使われているはずだ。それがどうにも見当たらない。それはつまり、この周囲には人が居ないということに他ならない。その原因は、こういうことらしい。


 「いや、寧ろ安心できないんだけど」


 警戒しつつ、言葉に棘を出しながら言い返したのだが、その声には反応すらもないらしい。


 「昼の戦闘で、実力は把握しました。天才とはいえ、所詮は座学の上。実戦経験は、こちらの方に分があるようですね」

 ゆっくりと歩きながら「もう一度言います」と語る黒尽くめの者は、一平の前を通り越して橙堂の前に立つと、静かに、静かな動作で腕を伸ばした。


 「そのペンダントを、譲って下さい。そうすれば無駄な争いをせずに済むので」

 橙堂は、暫し考えるような仕草をした。その上で、チラリと一平を見て決意が固まったのか「分かりました」とペンダントを外し、手の平に乗せたところで―

 

 「よいっしょっと」

 

 そのペンダントを盗むような形で、一平が握り、距離を取った。

 

 「藤白君、何をー?」

 と言うのは、橙堂だ。

 「橙堂、お前がいらないってんなら俺が貰うよ」

 「お前が持っていたところで意味はない。トラブルメーカー」

 黒尽くめの者は、皮肉を込めた声で告げる。

 

 トラブルメーカー。

 そう、一平はトラブルメーカーである。入学式で早々に魔導仕様の扉を破壊してしまった張本人だ。けれど、それでも、確信めいたものがある。あの場所にいたのは千人弱。学園の講師か、学生のみ。即ち、アルカナ学園内部の者だということがはっきりと分かる。その上で、

 

 「昼に、チラッと見えたんだよなぁ」

 「何が―、ですか?」

 橙堂が訪ねた。それを耳にしながら、一平は視線を動かさずに答える。


 「白い髪が(・・・)」


 そう、黒いフードで隠していた。しっかりと。できる限り動作をしてもいなかった。けれど、最後の最後。水の膜を作り出し、上空に跳んだ瞬間だ。

 勘違いだと思っていたのだが、他には見当たらなかったのも事実。仮に、カツラを被ったとしよう。それにどんな意義があるのか。


 「何で、お前が橙堂さんを襲うことになるんだ? しかも、たかだかペンダントの1つや2つのことで」

 「術式を整えるので、他のことにまで意識が回らなかったのが問題だったかな。失態だった」


 フードをとった者。それは、一平のクラスメートの姿。長い白髪をもつ少女。


 「変なところで鋭いね。トラブルメーカー」

 「紺敷理央こんじきりお

 「手荒なマネは、できればしたくない。それを早く渡して」


 螳螂のように鋭い目付き。獲物を定めるかのような目線には、殺気が篭っているようにも思える。


 「魔法石。その欠片を」

 「魔法、石?」


 橙堂は口にして言い返した。もちろん、一平自身もその言葉に聞き覚えはない。


 「やっぱり、知らないか」


 静かに目を閉じた理央は、淡々と「それは、あたしの悲願。魔術の再建に、必要なものなんだ」されど、悲しさや願いを込めたかのような口調で言葉にする。

 「だからって、争うとかそういう理由になんかならないだろ?」

 「お前達は、何も知らないっ!」

 俯いたまま激情した理央は、

 「この世界がどうなっているのか、魔導なんてものが生まれてから」

 止まらない。それは怒りだろうと一平は判断した。そう、きっとそれだけのことがあるのだと理解もできそうになる。

 「魔術師なんてひとくくりにされた者達がどうなったか、どんな扱いをされてきたのか!」

 理央は、今にも泣き出しそうになりながら告げるのだ。


 「あたしの家族は皆バラバラにされて、一緒にいた弟は殺された」――と。


 酷く歪んだ顔で、そう言い切ったのだ。


 「用済みだって、役立たずだって、殺されそうになったあたしを庇って目の前で殺された」


 ドクンーと胸が高鳴る。それは恐らく、橙堂も同様だったのかもしれない。口元に手を当てながら、酷く悲しそうな顔をして、けれど泣かないようにと必死に自分の感情を抑えているようにも見える。


 「9世紀の魔女狩りなんて、生ぬるいものだよ。十字架に貼り付けられて、火あぶりだけで済むんだから」


 その言葉には裏がある。つまり、それ以上のことがあった、ということに他ならないはずだ。


 「弟の体は、バラバラにされて実験の材料にされた」


 衝撃的な話だった。橙堂の目から、一滴の涙が流れる。堪えきれなかったのだろう。少なくとも、大切だと思える肉親が目の前で引裂かれて感情が揺さぶられない人間は、極めて稀だ。


 「あたし、あたしは――それをずっと見ていた。オラクルの反応を見るためだとかって言われて、散々、いくつもの機器を付けられて」


 理央の口調は既に、半ば諦めにも似たような口調だった。それはまるで、世界全てを憎んでいるかのような、そう、憎んでいるのかもしれない。自分の存在を。この世界を。


 「はー、長話になった。それだけで十分だろ。魔導に復讐を誓うなんて」 


 方法論としては間違ってはいない。だが、その過程があまりにも酷だ。


 「ばっかやろう」


 一平は呟いていた。


 「これが、事実であり現実でなんだ」

 「なんで、なんで助けてって言わなかった!」


 一平は感情に任せて怒鳴る。しかし「そういえば、助けてくれた?」という理央の冷静な言葉が、胸に突き刺さり、「それは……」と曖昧にしか返せない。


 「仮に言ったとしよう。お前なんかにそれができた? 答えて、トラブルメーカー」


 何も言えない。言い返すことなどできるはずもない。精々目の前にいる人に手を貸すくらいが手一杯だ。声も目も届かない場所で声を張り上げられても、助けることなどできるはずもない。ましてや、自分は魔導も動かすことができないのだから。


 「無理だろ?」


 一平は歯を食いしばる。確かに、確かに無力だ。だからこそ、そんな自分が許せない。けれど、けれど――

 

 「今更、そんなことはどうでも良かったか。さぁ、早く渡して」


 理央が再び腕を伸ばした。一平も、ペンダントを握る手を伸ばすのだが、納得はいかない。できうるはずもない。それをしてしまえばどうなるかの予想もできる。少なくとも、今ここで目の前にいるコイツを何とかしてやらない程度で、一平自身の夢が叶うはずもない。だから「尚更、できねーな」と腕を戻したのだ。育ててくれて養ってくれてもいる祖父と祖母には、また大きな迷惑をかけてしまうかもしれないだろう。けれど、どうしても、許せないのだ。そんな、何もできないからと手をこまねいて、自分から地獄にでも飛び込もうとしている奴を頬って置けるはずもない。

 

 ならば―― 


 「お前、これ使って魔導に復讐しようとしてんだろ」

 「そうだね」

 「それが、どんなことか分かってんのか?」

 「分かってる」

 「世の中で、魔導を有効に活用してる人間だっている。実際、魔導で命を救われてるやつ等だっている」

 「知ってる」

 「そいつ等も全員、敵に回すことになるんだぞ」

 「構わない」

 「ふざけんな!」

 「どうして分かってくれない!」


 分からないわけじゃない。復讐したい気持ちも納得はできる。

 

 「当たり前だろ!」

 

 けれど、一平は吼えた。何が、といわれれば理由は至極簡単なものである。少なくとも、そう、少なくとも目の前に居る奴を止めなきゃならない。これ以上苦しまないように、何らかの手段で何とかしなきゃならない。

 そこに、理屈がいるのかどうかなんてものを、一平は知らない。知らないままでいい。

 

 「そんなやつ等を敵に回したら、お前だって間違いなく狙われる! 何もかもを、敵に回すつもりかよ」

 「覚悟の上だ!」

 「んなことさせない、絶対にさせないからな!」

 

 ならば、簡単だ。少々強引なやり方だということも、下手すれば怪我じゃすまないことも理解している。けれど、自分が囮になれば良い。自分が狙われ続けることか、或いは弱体化できればいい話だ。

 

 「奪いたきゃ、俺を倒して持ってくんだな」

 

 一平は、自分の首にペンダントをぶら下げた。

 

 「藤白君、何もできない奴隷がでしゃばらないで下さい」

 

 漸く落ち着いたのか、橙堂は涙を拭って一平の側に近づいていくと

 

 「力を、貸します」と、強く断言。


 「橙堂さん?」


 一平は、思わぬところで加勢を受けることになった。


 「私だって、こんな悲しいことは止めたいんです」

 「ありがとう」

 「私がやりたいことをしてるまでです。それに――」


 橙堂もまた、確固たる決意をもって理央と対峙する。


 「どんな理由があろうと、自分の奴隷が傷つけられそうになるのを黙ってみているほど、お人よしでもないんですから」

 「フフッ。歪な主従関係、なのかな」


 理央が挑発のように語るのだが、橙堂は至って平静だ。


 「愛は、今も昔も歪んでいるものですよ?」


 橙堂が自身の腕を伸ばし、自身の人形を傍らに出現させる。 


 「実力は把握したと言ってましたね、紺敷さん。あの時は、戦う理由・・・・がなかったんです」


 橙堂は、真剣だ。


 「けど、今は違う。明確な理由・・・・・ができました」

 「貴女の人形では、アタシを止めることはできない。それは分かったはず」

 「生憎、私の人形はオーダーメイドの特別整・・・・・・・・・・。トモエ、アーマードに移行」


 トモエが形状を変換していき、橙堂を包み込むように装着されていく。そう、さながら戦国時代の武将が身につけた鎧のように変わっていったのだ。自身の背後に弓を携え、右手には薙刀。トモエが武器として装着していたものだろう。

 昼の時とは違う。全力の体制。これが、橙堂自身の本気だったのだ。

 威圧か危険。それを感じた理央は自らの下に水の膜を張って炸裂。その勢いを使用して空中で回転し、距離を取った状態になる。


 「私は確かに、人形の操作と勉学に少し秀でているだけです。それをカバーできるのが、この形態でして」

 「互いに、奥の手は隠していたわけか」

 「そういうことです」


 橙堂と理央。互いが互いを牽制し合う中「水蛇」と先に動いたのは理央だった。昼間は1体であったにも関わらず2体。街路灯がその姿を映し出す。その起動を先に読んでいたのか、橙堂は身に纏った人形から得た脚力を用いて宙に舞う。逃すまいとする蛇の肉体を遠慮も容赦もなく、長刀で切り伏せ、ただの水滴となった水と同時に着地しつつ、獲物を狩ろうとする虎のような体制から瞬時に加速。コンマ数秒で間合いを詰めたのだが、水球と蛇に抗われ、更には水の膜を使用した加速により理央は後方に距離を取る。無論、このまま逃がすつもりはない橙堂は周囲を一蹴し、背後からもう一つの武器である弓を取り出して狙いを定めた。何もない空間に光る橙の矢。オラクルから構成された矢は理央の脚部に狙いを定め投擲されるも、理央も何の作もなしに跳んだわけではない。迫り来る矢を水の膜で弾き、反撃と言わんばかりに複数の水球を放出しつつ、空中で2度目の膜を張って、橙堂に向かい――跳んだ。左手を前に出しながら、そこから水球を更生し放出。マシンガンのように強烈な勢いを保ちつつある水球をバックステップで回避し、弓で弾きつつ、橙堂は長刀を再び手に取った。直後、理央の手の平から構成された水の刃と、長刀の刃が衝突する。

 橙堂の顔が苦汁に歪み、長刀で理央をなぎ払うように押し返すのだがそれすらも理央は予想に入れていたのだろう。着地と同時に、自身の周囲に縦と横に薄い三日月型の水を構築。それに命ずるようにして空を払った。加速する水の刃に合わせて太刀を振るい落とす橙堂は、チラリ―と一平に険しい視線だけを向けて戻す。


 (まだ、動くなってこと、なんだろうな)


 一平はそう思う。今の段階において、自分のできることはほぼない(・・)。いや、皆無。その時までしっかり待つんだと言い聞かせながら、目の前の戦いに目を向けて分析する。

 恐らく、オラクルの配分。強いていうのであれば、スタミナの配分を考慮しているように思える橙堂とは対照的に、どんどんペースを上げている理央は、3頭の水蛇を繰り出しつつ水球を放出し、橙堂を詰め取ろうとしていた。

 けれども――圧倒的に、近接戦闘が少ない。そこから推測するのには十分だった。


 (多分、接近戦なら)


 それを橙堂も感じ取っていたのだろう。一瞬の隙を突いて懐に入り込むのだが――再び距離を取られ、水蛇に、三日月の刃に進路を阻まれた。

 一方の理央は、空中で回転し両の腕を振るって水球を追撃に叩き込み、自身も空で水の膜を張った。一度目―は、横。地面と数メートル離れた上で平行にして飛び、足場にと浮かばせた水膜を利用して急降下を開始。

 橙堂の背後を狙った奇襲だったのだろうが、トモエという人形が持つセンサーが感知していたのだ。反転しながら突き上げた橙堂の長刀と、理央が右手に繰り出した水剣が再びの衝突。それも一瞬のこと。理央が手に持つ刃はあくまでも水で構成されたが故に、形を構成させるに値するオラクルを弱めればただの水に等しかったのだ。よって、長刀は抵抗するものもなく水の中に埋もれていき、そこから派生した水球が至近距離から放たれた。


 「あとは、お前だけ。トラブルメーカー」


 土煙が舞う中、理央はこれで―と思っていたのだろう。背後に一平の気配を感じながらも、振り返ることはしない。魔導という力もない一平ならば、赤子の手を捻るように簡単に仕留められる確信があったのだ。


 「どうだろうな、まだ分からねーよ」


 一平は僅かに一歩を踏み出しながら、口にする。


 「俺、バカな上にトラブルメーカーなんだよ」

 

 もう一歩、ゆっくりとだが確実に足を踏みしめて。

 

 「つまりな、不測の事態トラブルを作り出すことに置いては天下一品」


 理央には、それが何を意味しているのか分からない。


 「知ってるよ。けれど、それがどうしたというんだ?」


 ようやく一平と向き合った理央の眼は、酷く鋭いもの。同時に、酷く悲しい目でもあるように、一平は感じてしまう。

 なら、何とかしなきゃならないだろう。力になれる部分も、なれない部分もあるかもしれない。それでも、相談とかそういうことくらいはできるだろうに。こいつはバカだ。本当の大バカだ。トラブルメーカーなんて言われてる、俺と同じくらいに。一平はそう考えた。


 「お前にも巻き込まれて貰う。嫌っつっても、拒否権なんかないからなー!」


 一平の言葉を合図に、一本の弓が真上を目指しながら煙を飛散させてきたのだ。一平の正面。理央が振り返った先に移るのは、無傷・・のまま立ちすくむ橙堂の姿。


 「余所見は危険ですよ?」


 ニコリ、と微笑みながら打ち据えられたその瞳に、一平は瞬時に判断。上からの攻撃を予想して意識が集中した理央へと加速を開始。


 「ここを、狙ってたんだよっ!」


 その勢いのまま体当たりした衝撃で、一平は理央と共に地面に転がった。そこを見過ごすはずもなく、橙堂が脚力を全開に地面スレスレで、走行というよりも跳びながら滑空し、急速なブレーキをして静かに、静かに理央の首筋に刃を宛がった。


 「藤白君が、何もできない無力だと勘違いしたのが貴女の敗因です。言ったはずですよ。やる時にしかやる気すらも出さないって」

 「あんまり好きじゃねぇけど、この際だから手段は選ばねーぞ。ゴメンッ!」


 一平は、理央の鳩尾に向かい拳を振り上げた瞬間


 「あぁあぁぁぁあぁあっぁぁあっぁあぁぁぁああぁぁぁああぁあぁあぁあぁぁ」


 理央が絶叫し、地面から漆黒の水が急速に溢れ出し始めたのだ。

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