9、得たもの、失ったもの S
失ったのものは過去と色 得たものは異能と仲間
少年:冒険好きで好奇心が強く、行動的な少年。いつものように探検に出かけた先で真っ白な少女を見つける。行動的過ぎて周りの人間に”無謀”といわれがち。自分の正義に忠実に生きていて、一見筋が通らなくても本人的には通っているらしい。
少女:少年が見つけた真っ白な少女。簡単に言うとアルビノ。記憶を失っている。触れたものの記憶を読み取り、自由に操る力を持っている。(サイコメトリとサイコキネシス)
・本来は未来世界の人間。”時空王”の娘だが、王に逆らって過去を変えようとして失敗、過去の記憶と元来の色を失ってしまった。
・現在持っている異能は色を失ったために元々持っていた力が変質したもの。元々持っていた力は触れたものの過去や未来を見る力のみ。現在の力は、実はパラサイトする力。
青年:少女を”お嬢(さま)”と呼ぶ謎の青年。行く先々で騒動を起こしている。
・少女と同じく未来世界の人間。少女の協力者。過去を変えるために奮闘している。
男:青年を追う男。紳士的な振る舞いと深い知識で人々の信頼を得ている。
・未来世界の人間で、”時空王”の腹心の部下。過去を変えさせないために動いている。ちなみに紳士キャラは素。最初は少女が少女であることに気づいていなかった。
”時空王”:時空を治める存在。すべての時に存在する、時間を超越した存在。
・ある時間で”崩壊”が起こり、そこから後、精神を闇に乗っ取られている。崩壊した世界を救うためには過去を変えなければならないが、闇に乗っ取られた後の王は過去を変えさせないように動いている。少女が生まれたのは闇に乗っ取られる少し前。少女が知っているのは乗っ取られた後の王のみだったが、それすら忘れてしまった”現在”の少女にも執着を持っている。
崩壊していく世界。荒廃した未来。その中で、小さな俺たちに出来ることは何があるだろうか。
――――でも、大切な仲間がいれば、きっと何だって出来る。