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72、猫の目。 W


・猫の目は霊を見通す。霊以外にも、人間には見えない”何か”が見えている。だから、陰陽師は猫か、猫目を持つ者をパートナーとして動いている。

・猫目を持つ者は、人より人以外に近く、人に戻れなくなることもある。また、猫目はあくまで見る力なので、”声”が聞こえるのかはまた別。聴く力は狐呼(ココ)という。猫耳ではない。でも、おそらく猫も聞くことができる。

・猫目は本来普通の人間に見えないものが見えるというだけの力で、それ以外に力はない。が、稀に何らかの力を持っていることがあり、猫又や獅子眼などと呼ばれることがある。西洋なら妖精眼と呼ばれる。

・能力もちの場合、大抵平常時は封印やら何やらを行っている。能力は所謂邪眼と呼ばれるものが中心。稀にもっと変わり種の者もいる。

・猫目は先天的な資質だが、後天的に手に入れる憑き猫あるいは猫憑きと呼ばれる者もいる。猫憑きは猫目より人に近いが、猫目より猫に近い。

・西洋では猫は九つの命を持つといわれている。とりあえず生命力は強い。

・猫目は猫に好かれるが、猫憑きは猫に嫌われる。憑いてる猫と猫で喧嘩するらしい。犬にも嫌われる。むしろ大抵の動物に嫌われる。

・猫目の陰陽師は少ない。猫目で霊力を持つ者が少ないため。だが、猫憑きは八割ぐらいは陰陽師。陰陽師でないほうが稀。

・猫目でもピンキリで、もやもや程度にしか見えない者から、はっきり見える者、霊力の流れまで見える者もいる。ある程度は訓練で見えるようにできる。強力な能力封印がかかっている場合、見る力もあやふやになることがある。度の合わないメガネをかけているような感覚で、不快感があることもある。

・狐呼の方は道具や術でも代用できるが、猫目は憑き猫でしか代用できない。

・猫憑きについている猫は死霊のときと生霊の時がある。一長一短らしい。

・憑き猫はどっちかというと外法扱い。リスクとか倫理感とかがアウトらしい。

・猫目とは別に、邪眼などの能力だけがある場合、鬼眼と呼ぶ。

・猫目も猫憑きもそんなにいないが、鬼眼はもっと少ない。狐呼も少ない。猫目で狐呼とかもいないわけではない。鬼眼で狐呼はむしろ普通。

・霊力があれば霊が見えるわけではない。狐呼の術や術具は陰陽師の必需品。猫目は情報収集が担当。

・猫憑きは眼以外にも力を持っていることが多い。



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