68、妖医者 S
江戸っぽい
この世には多くの人が気が付いていないだけで、沢山の不思議が巣食っている。
その中には、人が起こしているものもあれば、人じゃないものが起こしていることもあるのだ。
医者:妖や呪いといった超常現象を原因とした体の不調を治す事を得意とする医者。もちろん、普通の病気や怪我を見ることも出来る。普段は昼行灯だが、やるときはやる。趣味は薬草でお香を作ること。但し、周囲のそれに対する評判はかなり悪い。のんびり、マイペース、お人好し。好物はいなり寿司。どじ。
・半妖。両親のどちらかが鬼だった。両親は既になくなっている。半妖とはいえ、人として暮らすために力を刺青の力で封じている。特殊な術を使うことで一時的に封印を解いて妖の力を使うことが出来るが、あまり使わない。
助手:どうにも、普段はあまり頼りにならない医者を支えている助手。医者としてはまだ見習いに過ぎないので修行中。口が悪いのが素だが、客の前では猫を被ったりする。手先が器用で大抵のものは自分で作ることが出来る(但し、本職には敵わない)。なんだかんだいって世話焼き気質。ツンデレ。
・狐の子供。医者に助けられ、恩返しのため、人に化けてやってきた。本人はばれてないつもりだが、実は既にばれている。詰めが甘い。
大家さん:医者の住居兼診療所(借家)の持ち主。大変妖に好かれやすく、また憑かれやすい体質で、度々医者の厄介になっている(ある意味ただ働き。でも、ある程度それで家賃代わりにしているのでギブアンドテイクかも)。大らかで細かいことを気にしない。妖は見えないが、そこにいる、ということや、匂い・音などはわかる。
・妖は見える人と見えない人がいる。人化してれば誰でも見える。むしろ紛れてる。
・妖と人との恋愛は双方共にご法度。なので、半妖はどちら側からも迫害されることがありうる。
・妖には人に害を成すものがいれば助けるものも関わらないものもいる。
・獣系の妖の場合、ただの人化ではなく、普通の獣として人前に現れることもある。
・人の中に紛れ込んでいる妖は結構多い。でも、こっそり。
・医者は裏で地味に有名。表向きには普通の医者ということになっている。