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64、かぶきもの S

親父が死んだのは、俺が8つの頃。

それからはおっかさんが女手一つで育ててくれた。おっかさんは元はやんごとない家の出とかで、親父の所に嫁いで(駆け落ちして)来てからは質素にしてたけど、頭は回るし、沢山の事を知ってるし、美人だしで自慢のおっかさんだった。こうして文を書く事だって、おっかさんが教えてくれた。

・・・だから、おっかさんには、しっかり孝行しなきゃならない。おっかさんのおかげで俺はこうして立派に生きていて、おっかさんはそれで体を壊しちまったんだから。




男:かぶき者であり、物書き。霊感がバリバリあり、見えるし触れる。むしろ、見えて当然だと思っていて、たまに区別が付いていない。書く小説にもフツーに出てくる。フィクションだと思われがちだが、七割ぐらいは実話(とそれを元にした話)。味音痴で多少の毒ならものともしない鉄の胃袋の持ち主。暑さは平気だが、寒いのは苦手。だが、汗をあまりかかないので実は暑さに弱い体質(自覚無し)。寝食に興味がないダメ人間。体は丈夫。根本的にお人好しで、困っている人は放っておけない。拾い癖がある。足が遅い。実は雷が苦手。

・物書きでもうけた金の半分くらいは実家の母への仕送りにしている。

・父が目の前で雷に打たれて死んだため、雷がこの世で最も恐ろしいと思っている。ついでに火も怖い。

・母は壊滅的な料理音痴で、作るたび8割が暗黒物質(残りは毒物兵器)だったため、味音痴&鉄の胃袋になった。ちなみに本人は普通に料理が出来る。不味い物でもなんでもおいしく食べられるだけ。甘いものの方が好き。


妖怪:男と同居している妖。妖怪と人のクォーター。雷獣。得意なことは猫かぶり。人化すると12歳前後の少年の姿になる。但し、雨が降っている時(雷も来てるとなおよし)には、25,6歳くらいの青年の姿になれる。実年齢は50代くらいらしい。結構昔に一人立ちして人に紛れて過ごしてきたため、考え方や仕草が人間くさい。同居人とは互いに子ども扱いしているが仲は良好。雷獣というだけあって、雷を操る力がある。少なくとも避雷針ぐらいにはなる。トウモロコシと甘味が好き。獣時は重低音、人の時は姿に合わせた声と仕草になる。逃げ足が速い。たまに同居人に服を遊ばれる。本人も結構のりのりでやる。座敷童子や湯たんぽ、襟巻き扱いされることもある。

・クォーターなので純粋な妖怪よりも能力が弱い。・・・が、言われなければ気付かない程度。

・普段は勿論大人である同居人の方が背が高いが、大人の姿なら彼の方が背が高いし、年上に見える。後、いい男(本人談)。思う存分子ども扱いする。



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