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62、死の足音 W

もうすぐ死ぬ人が見える人。


黒い影が追ってくる。追いつかれれば命はない。

奴らは何処まででも追ってくる。逃げ切ることなどできやしない。

その影の名は”死”。全ての生物に等しく訪れるもの。



・死が近づくと段々黒い影が近づいてくる。大体、それが現れ始めて一週間前後で死ぬ。ちなみに、触れない。

・主人公以外の人は大体見えない。死に掛けの人は見えることもある。

・ファンタジー&昔よりの世界。モンスターはいてもいなくてもいいかな。

・影が近づいてくる速さは人によって違う。常にいつつ中々死なない人もいる。ただし、死の原因がなくなればいなくなる。ほとんど触れるか触れないかの距離にくれば大体一両日中には死ぬことになる。

・主人公も最初から影が見えていたわけではない。だが、気が付いたら見えるようになっていたので、何時、どうして、どうやって見えるようになったのかはよく解らない。気味が悪いとか思っているので他の人には話していない。

・突発的な事故で死ぬ時は突然現れたりする。

・生物が死ぬと、それが生き物から何か(魂だと言われている)を取り出し、何処かに消える。それが失われれば死亡確定。取られなければ、息を吹き返すかもしれない。追い払うのは不可能ではないが難しい。

・影は壁をものともしないが、攻撃すれば怯んだりする。でもダメージはない。

・影なので実体はない。でも、圧迫感はあったりする。シルエットは追いかけているものに似た形をしている。

・喋らない。音も発しない。意思表示もしない。いるだけ。但し、生き物が死んで魂を取り出すときは、音はやっぱり出ないものの、超アグレッシブ。

・死を受け入れているような人は影が見える事が多い。その場合、恐怖しない。

・影が持ち去ったそれをどうするのかは不明。

・逃げようとすると分裂して増え始める。斬るとプラナリアみたいに増える。

・生物でないような感じがする。実際、”生き物”ではない。正体は不明。よく見ると黒いローブを被った人のようにも見えることもある。顔は見えない。

・影は死の原因ではない。でも、死の象徴ではある。

・とりついた人以外が死んだ時も喜ぶような素振りを見せる。

・意思の疎通は不可能。そもそも明確な意思を持っているのかも不明。



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