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54、歌姫と魔物 S

ファンタジー


歌姫は歌う。愛を、希望を、悲しみを、戦いを、人々の歴史を。歌姫の歌は鎮めの歌。死者を鎮め、獣を鎮め、戦いを鎮める。歌姫の歌がその街を守っていた。 

 その事件が起こるまでは。




歌姫(ディーヴァ):鎮めの歌を歌う歌姫。おっとりとした性格で、何処までもポジティブ。お人よしで、困った人を放っておくことをよしとしない。歌うことが大好き。特技は声帯模写。意外と行動的な面も持ち合わせている。博愛主義者。


魔物(ヴェスティア):傷付いて倒れているところを歌姫に助けられた魔物。意地っ張りでツンデレ。プライドが高く、他人に従うことをよしとしない。媚び諂うのはするのもされるのも嫌い。倒れていた理由については口をつぐんだまま話そうとしない。言葉に独特の訛りが見え隠れしているが、本人には訛っているという自覚はない。


騎士(シュヴァリエ):歌姫を守る騎士。口数はあまり多くないが、歌姫を思う気持ちは他の追随を許さない。姫のためなら卑怯だろうが、悪行だろうが、厭わない。真面目で冷静沈着。姫にしかデレを見せないツンデレ。姫に関してだけは沸点が低くなる。


亡霊(ファントム):悪霊よりの幽霊。歌姫のストーカー。悪い人間(?)ではないのだが、行動が時々犯罪じみている。神出鬼没。幽霊なので、基本実体はないのだが、頑張れば物を持ったりもできる。ものすごく集中力が必要。ナルシスト。人の話を聞かない。飄々としている。




・歌姫は街からあまり離れたことがない。箱入りというよりは、軟禁に近い感じ。家系で世襲したりとかしている。籠の鳥。

・歴代で最高の歌姫といわれ、初代の夫と共に街を作り上げた歌姫の再来とか言われている。本人は歌うのが好きなだけだといっている。

・歌姫の歌の中には他者を操るものも存在している。洗脳含む。

・魔獣は高位モンスター。獣系。ある程度姿を変化させられる。

・騎士以外にも歌姫を守る立場のものはいるが、微妙に騎士と仲が悪い。

・魔物の傷はある意味内乱というか、魔獣同士の戦いでついたもの。

・鎮めの歌といっても、大人しい歌ばかりではなく、激しい歌もある。


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