52、常闇の国 S
ダークファンタジー
この世界には太陽がない。300年前くらいに現れた魔神が太陽の娘を連れ去ってしまい、それ以来太陽が嘆き悲しんで姿を見せなくなってしまったのだという。太陽は今もそこにあるというが、姿を見せることはない。この世界は常に薄闇に包まれている。
少年:人間の少年。太陽を知らず、ぬくもりを知らない。得意とする属性は氷。感情表現が淡々としていて解りづらいが、感情がないわけではない。賢者の卵(弟子)であり、未だ修行中の身。
少女:炎のエルフの少女。エルフは長命のため、見た目より年上。とはいえ、さすがに百年も生きていない。年を聞くと怒られる。気性が激しく、行動的。逃げるのは性に合わないらしい。つっこみ。
青年:雷神の子孫といわれる民の内、直系の血を受け継ぐといわれる青年。だが、雷を使えない。両親を早くになくしたため、幼い頃はよくいじめられていた。ある女性に片思いをしている。雷を使えない代わりに、槍の腕を磨いた。真面目。
・強大すぎる力を受け継いだが故、力を封印されている。ちなみに女性とは両想い。
神官:水の都で神殿に仕えている神官。水神の神官故に、水を得意とする。・・・が、泳げない。水神の加護のおかげで溺れることはないが、泳げない。のほほーんとしていることが多い。実は冷静沈着。ボケは半分わざと、半分は天然。
魔神:闇と魔を司る神。500年くらいの周期で出現と消滅を繰り返している。先代は雷神に封印された。封印の地は雷神の民の村。
・自然に生まれる、というか、なんかの意思だか悪意だかが強い感情を持つ者に取り付いて生まれる存在。その気持ちを増幅して行動に至らせる。
・今代の元は太陽の娘、炎の女神に恋した少年。有体に言えば駆け落ちみたいなもの。魔神となりながらも自分の人格を半分以上残している。ので、あまり悪事を行ったりはしていない。
・女神との間に子供が生まれたりとかしている。