5、神サマはどこからくるの? W
世界を作り上げた神はある日唐突に言った。
「ヒマだ。飽きた」
最高神・ミュートは全ての神の祖であり、全ての命の源であり、世界の創造主である。基本的に何でも出来る、最強のお方なのだが、時々突拍子のない事を言い出す。
ミュートの右腕・パンは知識の神。最も人に優しい神と言われている。
ミュートの左腕・フォルテシモは風の神であり、御使い(みつかい)の長である。神に世界の情報を伝える役目を持っている
御使い:所謂天使。神の意思を人に伝える。風神曰く、神の人形。
四天王:最高神の直属の部下である四柱の神。名誉のある役職ではあるが、最高神の気まぐれの影響を一番受けるため、総合的には苦労人ポジション。1000年サイクルの持ち回り制。
ミュート教:世界でもっともpopularな宗教。それから派生したパン教とかフォルテシモ教とかもある。眼鏡は神と高位の神官しかつけてはいけない。(伊達含む)
*基本的に人間みたいな神様ばっかり。住んでる場所も色々。人にまぎれてる事も。神様はある意味不条理の塊。能力とかもピンキリ。基本的に偏っている。
*人間は神様の創造物。ミュートに創られた人、パンに作られた人、フォルテシモに作られた人がいる。ただし、フォルテシモが創ったのは御使い。獣を形作ったのはパン。
*格差社会×位階制。大きな国は3つ4つ。王制、帝政、民主制、共和制、社会政。小さな国はぽこぽこ。市国みたいなところもある。宗教によって同種族間の大規模な争いは禁じられている。(≒異種族間はあまり問題にならない)
*神サマとしては人間>獣とは思っていないが、人間はそう思っている事が多い。
神は自らの力を7つにわけ、6つを信頼できる部下達に預けた。
「それじゃあ、少し遊んでくる。取りに行くまで、それは預かっていてくれ」
そうして、神は姿を消した。
パターン1:人間(あるいは獣人)のフリをして旅をする。
パターン2:人間(あるいは獣人)に転生する。
2の場合は神の人格の有無とか、憑依型になってたりとかも配慮。