478,またしても何も知らないマーガレットさん S
針子令嬢のIf別視点 ファンタジー ラブコメ異世界転生? 父周りの設定がR15かもしれん
真面目に連載にして書くなら一話を短くしてレティ視点と他視点交互とかかな
私は妨害とかしてないのに何で仲がこじれそうになってるの?世界の修正力ってやつ?それともただ単に兄様のやりようが拙いだけ?私が毎度首を突っ込んだらそれこそ余計に誤解を招きそうだし…。かといってあまり他の人に話を広げるわけにもいかないし…。どうすればいいんだろう。私、魔王に何かなりたくないんだけど…!!
・妹の知っている"本来の物語"においては、妹は兄と結ばれようと婚約者との仲を邪魔して、兄と婚約者を破局に追い込む。そして兄に迫って拒絶されて絶望発狂闇堕ちして魔王になる。そして聖騎士によって倒されることになる。敵方なので詳しい記述はない
・妹の母は公爵家のメイドの一人だが、彼女もまた父の父が孕ませたメイドの子。つまり近親相姦によって生まれた禁忌の子。強力な魔眼を持って生まれたのも大体その所為。血が濃くなりすぎてて色々ヤバい。けど血が濃すぎるので下手に余所にやれない
・父は割と色狂いの類。性欲より支配欲に寄ってる節がある。見目が好みならわりと見境がないので、息子にも手を出しかけた。男でも抱ける。妻とは政略結婚。浮気を見逃されているのは、持て余している性欲を妻一人で受け止めるのは無理だから
・魔眼は妖精の祝福に魔力が作用して発現する。元々は王室にあったもので、今ある公爵家は全て元は王族が臣籍降下してできたもの。魔眼への耐性は妖精の祝福を持つ者でなければ中々ない。魔眼の持ち主は虹彩に妖精文字が刻まれており、普通の人間には宝石のような複雑なハイライトが入っているように見える。このため宝石眼とも呼ばれる
・妖精に祝福を受けるとすべて魔眼になるわけではない。聖女とかも祝福による特殊能力。また、祝福は遺伝するものとしないものがある。どのような意図で与えられたものかによる。個人に対するものなら遺伝しない
・婚約者は個に対する祝福を受けている人間。しかも自分は見えないと思い込んでいるので妖精が見えないし祝福にも気付いていない。魔力規模的には見えてもおかしくない。めちゃ好かれていて、僕らの可愛い小さなメグと呼ばれている
・婚約者の曾祖母は異世界からの転移者。妖精の愛し子。羽衣を喪った天女。一応曽祖父とは愛し合っていたらしい
・兄は父が婚約者や妹に手を出すこともありうると確信している。結婚したら父とは別居するつもりではあるものの、色々不安。なんなら姉たちは既に手を出されている。訴えられる相手がいないので、発覚していないけど。割とがっつり魔眼を悪用している
・ある意味今生きている関係者の中で一番血が濃い妹が一番魔眼が強い。基本、兄や父の魔眼は妹に効かない
・公爵家は魔力が高いほど性欲が旺盛になる体質。普通は魔力が高ければ性欲旺盛になるわけではない。大体祝福の副作用みたいなもん。旺盛な性欲をストレートに出すんじゃなく別の形に昇華している者もいる。兄とか
・兄は父とのこと(未遂)がトラウマになっている。それで性欲に対する忌避感がある。性嫌悪まではいっていないものの、肉食系女子は苦手。婚約者に惹かれていくのも、彼女が性的な視線をほとんど向けてこなかったため。一応、事件後に正しい性知識を得ている
・祝福と呪いは表裏一体というか、見方の問題。妖精と人間は価値観が違う。良くも悪くもかみ合わないことがある
・妹の魔眼の能力は支配。相手を支配し思うままに操る。魔力の高い相手は操りづらいが、逆に抵抗を突破して掌握されると完全に傀儡化してしまう。人間以外、なんなら無機物にも使える。相手を見る必要はあるけど目を合わせる必要はない
・王族も宝石眼を持っている。魔眼は見ることで作用する魔法なので威力は人による。持ち主の理解も影響する
・"本来"妹が兄に執着したのは他に頼れる相手がいなかったことも大きい。兄からすれば肉親の情と憐れみを向けていただけだし、近親相姦という禁忌を破るつもりはなかったので拒絶したのは当然の反応。あと+性欲を向けられることへの忌避感
・魔王は国一つ支配下に置いて他の国を侵略し始めた。その根底には支配によるものではない己へ向けた愛や居場所への渇望があったのかもしれない。まあ叶わないんですけどね。なお魔眼を使うほど性欲が湧いてくる模様
・教会の信仰によると、妖精たちは女神が地上に遣わせた配下みたいなもの。実際のところ妖精たちに女神について聞いても不明瞭な答えしか返ってこないので多分違う。ただ、全くの無関係ということもなさそう