47、アンドロイドは泡沫の夢を見るか S
SFファンタジー
「『初期設定』対象を『狼男』と認識。状況を『逃走戦』と規定、『狼男』を『敵性』に設定。『特殊規定』5分が過ぎた時点で再度状況の設定を行う。内部設定、伝達。戦闘を開始します」
心を持たない戦闘人形と心だけの存在である電子妖精。出会うはずではなかった彼らが出会ってしまったとき、生まれるのは一体何なのか。
主人公:アンドロイド”奇跡の科学者”と呼ばれた男の”最高傑作”にして”最大の汚点”。ロボットに必ず組み込まれているココロ回路がないため、心を持たない。高い戦闘能力と深く狭い知識を持っている。とりあえず常識はない。機械であるため身体的な成長はないが、拡張パーツの装備や改造で身体能力を上げることが出来る。銃器(特にマシンガン)を装備すると大幅にキャラが変わる。
・科学者が軍に脅されて作った戦闘兵器。兵器に心があれば苦しんで自壊するだけだろう、とココロ回路は内部にあるものの回路が繋がっていない。汚点とは言っているが、そう嫌っているわけでもない。量産型も存在している。
フェアリー:電脳世界を巡る電子生命体。生き物で言うところの意識・精神・心だけで肉体を持たない存在であるため、直接現実世界に干渉することは出来ないが、機械に干渉して行動することはある。
マシーン:無機物で構成され、自立行動することが出来る機械の事。ロボットやアンドロイドもこれに含まれる。コンピューターは含まれない。
ロボット:マシーンの内で一定以上の知能と心を持つもの。外見は人間やその他の生物に似ているものも似ていないものもいる。
アンドロイド:マシーンの内、主人を持ち、主人のため力を尽くすことを定められたもの。心を持たないものも少なくない。大体人に似せた姿をしている。
コンピューター:人間の代わりに思考するために作られた機械。マキナに分類される。電脳世界の大部分を構成している。
マキナ:自立行動しない機械の事。ただし、自立稼動するものも含まれる。コンピューターや家電などがここに分類される。