452,箱庭の庇護者 S
耽美系エロ同人誌的なの
「ねぇパパ。私が死んだら、私のことは忘れてもいいよ」
「…突然何の話かな?私の可愛い子猫ちゃん。まだ君の寿命には早いはずだけれど」
「ううん、言っておこうかなって思っただけ」
少女は青年をぎゅうと抱きしめる。
「大好きだよ、パパ。あなたがどんな存在で、どうやって私を死に至らしめるとしても」
「…君は、寿命を迎えるまで、ここで生き続けるんだよ」
「うん」
飼い主:美貌の青年の姿をした神様。
愛が重い。人間が嫌い。平常は慇懃なふるまいが多い。義理堅く情が深い。恩も恨みも忘れない。嗜虐的なところがある。わりと大雑把なところがある。人間社会に紛れる時は敏腕社長をしている。約束は守る。
・発生に父母神というものはなく、親からの愛というものを知らない。ただ、発生したてで自我の覚束ない頃、狼の夫婦に子供のように育てられていた。狼夫婦は彼が幼年期を終えるより前に寿命で死んだこともあり、はっきりと覚えていることはあまりない。
・全ての生物を愛で、虐げる二面性を持った神格。獣が好き。使役する能力も持っている。人間も愛の対象ではあるが、基本、虐げたくなる場合の方が多い。基本、弱いものには優しいというか、保護して飼育したくなる。可愛いものは好き。
・神なので好きも嫌いも一緒くたなところがある。人間の個はほとんど認識していないが、時折個として愛すものもある。ただ、愛が重量級過ぎて普通の人間には受け止めきれない。逃げられるとキレる。正確には加虐に傾く。生まれながらの支配者。
・生物の世話を焼くのは割と好き。かなりつくすタイプ。ただ、ちょっとでも関心のある相手だとそれが管理になる。相手の全てを自分の手の中に置いておきたい。服従もいいが、屈服もいい。反抗する相手を躾けるのもそれはそれで楽しい。
・己がまつろわぬものだという自認があるので、迫害されたもの、捨てられたものにも優しい。なお愛情表現
ペット:人間の少女。
裸族。素直。飼い主大好き。無力。完全室内飼いの子猫。家事は覚えた。律儀。善悪の区別がつかない。飼い主には従順。人見知り。つくすタイプ。判定がガバ。適応力が高い。一途。人として欠けているところがある。世間知らず。約束は絶対破らない。
・幼い頃に両親に捨てられ殺されそうになったところを飼い主に拾われて所有物になった。それ以来飼い主のことをパパと呼ぶようになり巣に軟禁される生活を送っているがよく懐いている。巣の外には滅多に出されないが気にしていない。真っ当な教育は受けていない。
・両親の愛を知らず、友愛や恋愛すら経験に乏しいため、飼い主の愛をそういうものだと受け止めている。恩ある相手だという認識もあるため、貰った愛に対する返報もしたい。結果、専業主婦みたいなことを始めた。肉体や精神のケアもやる。飼い主が世界の全て。
・飼い主の所有物の証である魔術紋が腰に刻まれている。GPS代わりにもなる。自分ではよく見えないのであまり気にしていない
・料理する時はエプロンをするし、外出するならちゃんと服を着る。服を着ている状態が嫌、或いは裸でいるのが好き、というわけではなく、服を着替えるという行為が煩わしくて嫌い。裸を見られることに対する羞恥心がない。飼い主が喜ぶなら何でも着る。
・その気になれば世界の真理さえも観ることのできる高位の千里眼の持ち主。魔力さえ足りれば何でもできる。願望器としての能力を所有者の願いを叶える為だけに使えるという縛りで万能のものとして確立している。自分のためには使えないし使う気もない。
・余剰魔力を髪に溜め込んでおり、大魔術を使うと魔力消費分髪が短くなる。普通に保有魔力で賄える程度なら変わらない
・飼い主以外の存在にほぼ興味がない。従順なのも何でも鵜呑みにするのも飼い主に対してだけで、他、特に人間には塩対応になる。両親を恨んではいないけど、人間には良い印象がない。何でパパ以外の存在の言うこと聞かなきゃいけないの???
・感性が獣寄り。家とは裸で過ごせる場所のこと、と思っている節がある。恩は絶対に忘れないが、恨みは偶に忘れる
・飼い主が良ければ何でもいい。倫理観はあまり機能していない。常識は持っているわけがない。ストッパーがない。主体性はそんなにないので、自分から何かやらかすタイプではないが、火に油を注ぐタイプ。悪意はない。基本何も隠さないだけ。