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436、愛憎極まって唯一無二 S


「こんなところで潰れるのですか?我が主。我が唯一のお方よ」

「まさか。そんな軟なら、とっくにあなたに殺されてるよ」

「それは何よりです。そのような、つまらない終わりにはならないようで」

「相変わらず趣味の悪いやつだなぁ…で、今回は手を貸してくれる気はないって?」

「フフ。私が手を貸すまでもない相手でございましょう。あなた様であるならば」




神楽:術師。歌と踊りを組み合わせた独特の術式を使う。

マイペース。素直。人見知り。ピーキーな天才タイプ。普通の人には見えないものが色んな意味で見えている。浄化と結界が得意。他者を恨んだことがない。基本的に性根は善良。養父と呪詛式の影響が化学反応を起こした結果と思われている。身体能力はあまり高くない。

・幼くして家族を喪い、呪詛式と契約を結び生き延びることになった。なんだかんだ助けてくれるので、一定の好意は持っているが、呪詛式がド外道なのは認識しているので心酔はしてない。養父に関しては素直に慕っている

・禹歩の歩法をベースにしたステップ、手で結ぶ印、呪歌である歌の3つを組み合わせて複合的な効果を導き出す術式。ステップでバフ、印でデバフを撒いて、歌でメイン効果を撒くのが基本だが、別にどれでもできる。三重術式。

・常人じゃついていけないレベルで頭がいい。千里眼持ちと称される。養父からその使い方を教わった。養父も千里眼。

・ものすごく頭がいい反動なのか、人間の感情に対する共感ができない。表面的な理解はする。己のものとして考えることができない。ある意味悟りの境地。ただ、人を恨まないのは無関心さも要因だと思われる

属性アライメント:中立中庸。若干人でなし寄り。愛憎を持たない。他人に対して無関心。合理主義的であり、過度に理性的。善行が世に推奨されることで、悪行は世に憚られることと認識しているのでそうしているだけで、善悪にあまり興味はない

・呪詛式の影響か、快楽主義的なところがある。が、そもそも快楽を正しく認識できているかどうかが怪しい




呪詛式:使い魔の類。元は高名な陰陽師だったらしいが、生前と死後に色々あってこうなった。

マイペース。自信家。慇懃無礼。他者が苦しんでいるところを見ることが好きで、他人の信念や大切なものを踏みにじるのが楽しみなド外道。養父とは折り合いがあまりよくない。外面は良い。術師の割に肉体に恵まれているからか物理も強い。予想外のこととかあると素直にになっちゃうタイプ。

・生前にライバル関係にあった天才のことがちらつくので神楽に対して一定の苦手意識と、天才性に対する嫉妬混じりの憎悪、幼い頃から見守り慕われていることに由来する愛着、などの混ざりあった複雑なクソデカ感情を抱えている。ある意味愛。

・神楽のことを主とか唯一とか呼ぶのは一定の本心ではある。時々色んな意味でガチ目に殺したくなるだけで。神楽が死ねば自分自身こそ絶望することも承知の上で、己の絶望さえ客観的に楽しむ気ですらある。結構な人格破綻者。

・呪歌だけは神楽本人の資質100%だが、他の術式は呪詛式の教えたものを神楽がカスタマイズしたもの。これだから天才は

・自分で呪うこともあるが、基本的に他者の憎悪を煽って楽しむことを好む。そして破滅するのを見るのが一番楽しい

・一見自信家だが、生前のあれそれで、実はかなり自己肯定感に欠けている。結局生前ライバルにコテンパンに負けたし、死後も勝ててない。そこらの普通の人間には負けないが、天才には敵わない秀才どまりなのだと。だから、幼い頃の神楽の純粋でキラキラした尊敬の視線とかすごく居心地が悪く、かつ、満たされそうだった。正直チョロい

・1000年ものの呪いなので、色々ヤバい。神楽が共に過ごせるのは浄化体質あってこそ。でなければ途中で邪気にあてられて発狂している

・ある意味真っ当な感性とか価値観とかを持ち合わせているからこそ、ド外道として成り立っている。普通の人間に理解がある

・神楽を苦しめるのも痛めつけるのも殺すのも不幸にするのも自分がいい。他の何人たりとも傷つけることは許さない。それは私のものだ。的なクソ面倒くさい執着を持っている。最近自覚した。それはそれとして、神楽が幸せに笑っているところが見たくない、嫌い、不快というわけではない。それを与えるのが自分でありたいというだけで。視線の先を独占したい




趣味悪いの極みかよ

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