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430、異世界でマナー講師として成り上がらせます! S

異世界召喚もの 

自分が成り上がるんじゃなくて現地の人を成り上がらせる


「私が皆さんにお教えするマナー、というのは、上流社会における儀礼のことではありません。粗野な人間だと思われないための、洗練された優雅な所作です。儀礼を知りたくていらっしゃった方には、残念ながら期待に応えられませんから、お帰りください。私の教えるマナーというものは、己に付加価値を付けることです。できることが同じであれば、振舞いが洗練されている方が好感を得られやすいでしょう?それでは、レッスンを始めましょうか」




主人公:現代日本人。なんか異世界に召喚された。

同時に二人召喚されており、そちらは勇者だとかで魔王を倒すたびに出された。主人公は戦闘能力を授からなかったので、旅に出されず、とりあえず、王族の小間使いとして留められた。で、立ち居振る舞いの良さで、小間使いとして気に入られたんだけど、本人は権謀術数渦巻く王宮が嫌なので、勇者の帰還のごたごたに合わせてばっくれた。送還がないらしいと聞いたのもある。さて、どうやって暮らしていこう、と考えて、マナー講師になった。

・幼い頃から華道茶道弓道などを修めていて、優雅な所作が身についている。常に姿勢がいい。足音がしない。

・厳密に言うと、戦闘能力はなくもない。しかし戦闘意欲がない。ドライなので魔王退治も何で私がやらないといけないの?嫌ですけど???って思ったのが大きい。専守防衛。割と自己中かつ愉快犯的なところがある。

・外見は儚げな美人だが、色々図太い。自分の見目が美しいのを自覚していて、それを利用することを知っている。

・マナー講師やるのは、表面的な目標としては、没落・弱小貴族とか、市井の出の騎士とかを成り上がらせるため。最終的な目標は復讐的な何か。主に、主人公を特に気に入ったとある王族に対するもの。相当恨んでいる。

・何があって恨んでるかの詳細は、R行きしないと書けないタイプのアレかなって。王族が下衆。

・実はわりとやんごとない生まれの人間で、相応に誇りとか持っている。普段はあまりあからさまに表に出さないようにしている。実家の歴史は家系図とか1000年ぐらい余裕で続いているレベルなので、王族たち(300年ぐらいらしい)を内心で見下している。まあ、歴史の浅さというか、性根の悪さを主に見下しているんだけど。大体下品な人たちだと思っている。

・召喚の時のなんやかんやで、言語は大体通じる。会話する意志があれば、何言ってるかわかる。会話する気ないとわからん。

・元々頭は悪くないし、運動神経もそれなり。根は善良。基本的に、他者に悪意を向けることはよほどない。助けを求められると、あんまり無視できない。ただし自分に害がありそうな場合を除く。尽くすタイプではなく、持てる者は与えなくてはと施すタイプ。

・どちらかというと、自分で直接手を下すよりも、他を動かして追い込むか、自滅させるタイプ。陰湿というよりは潔癖症。汚いものに触りたくない。面倒事には巻き込まれたくない。矢面に立ちたくない。

・見下されるのは嫌いだけど、崇められたいわけでもない。権力それ自体にもあまり興味はない。どっちかというと、裏番的な立ち位置がいいかなー。とりあえず、政治的野心とかはない。表舞台に出るつもりはない。

・魔法とか神様とかあるタイプの異世界。でもモンスターはいるけど亜人系種族はない。エルフとかドワーフとか。

・召喚時に付与された能力は情報収集に特化している。それこそ、諜報員とかやったら天職レベル。本人にそういうことをやる気はあまりないが。そもそも帰属意識を持つ対象がない。フリーランスでやるにはリスクが大きい。

・あんまり偉ぶったり、居丈高に振舞ったりするのは、はしたないな、って思う。でも、へりくだるのも違うかなって。大体自然体でいる。気さくな方だけど、丁寧に振舞って壁は作る。基本、相手を見て態度を変えたりはしない。

・態度は変えないけど、相手の振舞いを見て内心でランク付けしたりはしている。王族たちは大体低ランク。聴講生は大体中ランク。たまに高ランクの相手がいると、多少肩入れする。若干視点が浮世離れしてるところがある。

・ばっくれたわけだから当然、探されているというか、指名手配されている。普段は変装している。




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