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417、ファンタジー創作書きだったんだけど、異世界に来て精霊術師になった



いや…まったくもって、出来心だったんですよ。この世界、魔術の概念はあるし、精霊の存在は認知しているのに、それと対話しようという流派がないみたいだったから。ファンタジー創作的には、ただ力づくで従わせるんじゃなくて、対話して力を貸してもらうタイプの精霊術って普通にありじゃん?…いや、本当に、こんなことになるとは思わなかったんだって…たしけて




精霊術師ソーサラー:異世界トリップ系主人公。

この世界においては精霊術と呼ばれることになる魔術流派の開祖。妖精眼と呼ばれる、魔力の流れを視認できる能力を持ち、視認した魔力の流れを精霊と称する。その精霊と対話し従えることで、個人の魔力で行える以上の規模の魔術を行使する。

精霊とは対話できるのに人間とは対話できないコミュ障。趣味はカード占い。頼まれると断り切れない。押しに弱い。お人好し。根が善人。好奇心旺盛。誘惑に弱い。魔術センス極振りで生活能力が著しく低い。ギリ生きられるレベル。己の外見に頓着しない。致命的に商売ができない。頭は悪くない。興味が偏っている。

・精霊として見ているものの中には厳密には精霊と呼べるレベルに達していないものが含まれている。というか、精霊レベルの魔力集合体は滅多にいない。魔力集合体は基本的に意志とか持っていない。精霊レベルになってようやく自我がうまれる。赤子レベルだが。

・が。魔法の指輪の効果で、こいつが人格を持っていると思った相手は人格を持ち話せるようになる。元々は動植物と話すためのマジックアイテムだったのだが。指輪によって与えられる自我は持ち主の人格の投影になるので、こいつと似たような性格や共通点のある性格になる。コミュ障なのに対話できるのはその所為もある。同類なので少しハードルが下がる。

・魔法の指輪で得た自我は、しばらく離れると消える。自我がある内は持ち主以外とも意思疎通できなくもない。

・トリップ前はファンタジー系の一次創作を書いていた。凝り性。設定厨。本編より設定資料の方が沢山書いてた。世界観作る方が楽しいタイプ。短編はともかく、長編は完結させられてない。若干飽きっぽい。あくまでも趣味のレベル。

・魔法の指輪は神様にもらったもの。曰く呪いの装備であり、落としてもいつの間にか戻ってくる。見た目は普通の指輪。しいて言えば、内側に神聖文字で名前とか刻まれている。要約すると「神様と精霊術師はズッ友だょ」らしい。

・時々神様から預言が届く。天気予報くらいのフランクさと役に立たなさを誇る。お前本当に最高神かよと思っている。残念ながらこの世界の最高神これなんですよ…。ちなみに何か目的があってトリップさせたわけでもないらしい。いい加減。

・精霊術以外の魔術も使える。寧ろ、知ってる魔術なら大体使える。使うかはともかく。外法や対価が重いのは使わない主義。

・個人としての魔術属性はない。属性の偏りのない無属性の魔力の持ち主。魔術特性は強化増幅。バフ系が得意。それとは別に、支配従属操作系の術の適性も高い。あまり使わないが。たまに変なカリスマとして作用する。

・中二病は不治の病。感性が完全に中二。かっこつけると中二になる。黒歴史になっていない。更新し続けている。

・神様と意気投合したのは中二病の所為。神様も感性が中二。しかし無断でトリップ展開に持ち込まれたのはいくら相手が神といえど許さない。神といえど許されないことはある。出来の良いファンタジー世界でもだ。

・現在の姿は創作キャラの一人に酷似している。神絵師にうちの子描いてもらった的な差異。設定は準じていない、多分、きっと、おそらく。王家の御落胤とかではないし、神族の血を引いていたりもしない、はず。

・なんやかんや困った時に助けの手が差し伸べられるのは多分神様の過保護。いや、助かるのは助かるけど。でもヤンデレを引っ掛けたくはなかった。たしけて。恋人は作るなら真っ当に養ってくれる人がいいです。スポイルはされたくない。ヒモになるのはいいけど。そもそも何でこいつ自分にデレたの。こわい。もっと他にいいやついるだろ。

・弟子は取らない主義(コミュ障だから)。説明するのとか苦手だし。弟子は取らねえって言ってんだろ。

・日々の些細な困ったことには神頼みするけど、本当に困った時には神頼みしない。自分でやらなきゃならんこともある。それがこの時だったということさ…。後、あんま大きなこと頼むと後が怖い。




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