410、世界はきっと美しい S
ファンタジーではない何か
ストーリーネタかな
この世界には科学では説明できないことがある。いや、今の科学では、というべきか。科学は全てを明瞭に説明できるほど、世界を解明しきってはいない。故に、非科学的である、という言葉は、時に「今の私にはわからない」という以上の意味を持たない。
だから、私たちは科学で全てを説明できない今を楽しむべきだ。全てが既知ではなく、未知の残るこの世界を。
主人公:科学者というか探求者。夢は双子地球を作ること。
好奇心旺盛で何にでも首を突っ込む。分解癖がある。知りたがり。日常の些細なことにも目を輝かせる強い感受性の持ち主。感動屋。目端が利く。空気は基本的に読まない。知識は豊富だが、"常識"には欠けている。割とドライ。どんな時でもマイペース。味覚が繊細。手先が器用。何か武術をやっているらしい節がある。神出鬼没。気配を消すのが得意。説明をするのが下手。他人と情報共有ができない。
・真性生粋のサイコパス。一応自覚があり、全く普通の人間は演じられないまでも、無害な人のふりをしている。
・心の在処を即物的に探していた時期があり、人間を食べたことがある(物理)。自他のちがいがその時一番興味のあるものだった。現在では、器質的な差異があるわけではないという結論に至っている。
・自分の倫理観がぶっ壊れていることは自覚しているので、余程疑問に思わない限り、その手の判断は周囲に合わせることにしている。合わせないと、合理性と利己的判断が強く出る。情はない。逆に自分がそういう扱いを受けてもお仲間かな?と思うだけで、特に疑問には思わない。(逆らわないとは言っていない)。全て理性で判断して動いている。
・計算高い。経験則的な意味で他者の感情には敏感(配慮するとは言ってない)。利があるとみれば感情的な判断も許容する。感情的なふるまいは基本的に演技であり模倣であり、本人は無感動。ただし自分自身も騙せるスキルがある。
・本当はナイフとかの方がいいんだけど、持ち歩いていると警戒されるので、トーンカッターを愛用している。
・一応、過去に自分がやったことは社会的に見て犯罪行為だったことはわかっているが、罪の意識はない。頭はめちゃくちゃいい。
退役軍人:主人公の現在の保護者。一応血縁だが縁は遠い。見目はあまり似ていない。
眼光鋭い。真面目。頑固。警戒心が強い。戦場での癖が抜けない。銃を見ると血が騒ぐ。酒や煙草はあまりやらない。娯楽に疎い。ストイック。しいて趣味を言えば料理。作るのも食べるのも。親指の爪を噛む癖がある。あまり自分の考えを口にしない。勘が鋭い。人の気配に敏感。約束は必ず守る。規則に厳しい。オカルト嫌い。甘党。ショートスリーパー。表情に乏しい。上に立つのは苦手。寒がり。計算が苦手。沸点が低い。時々理屈が通じない。家事は大体できる。絵が下手。若干精神不安定。
・非科学的なものが嫌いというより、お化けや説明のつかないものが怖い。物理でどうにかなれば平気。
・若干倫理観に問題があるが、自覚は薄い。自分はまっとうな人間だと思っている。ちょこちょこ独善的なところが見られる。
・困ったときに物理に頼る悪癖がある。人を脅す形ではあまり使わないが、暴力的な人間だと思われがち。
合理的判断より感情的判断をしがち。ただし仕事モードに入ると規律重視になる。
・話が通じない相手に暴力でマウントを取ろうとする悪癖がある。銃を突きつけるぐらいはする。
・主人公が問題児だという認識はあるが、サイコパスなのは気付いてないかもしれない。寧ろそもそもサイコパスというものを知らないかもしれない。ただ、子供のころはやんちゃだった、とかで片付けられるタイプの問題児じゃないのは気付いてる。
・戦場で敵の死体も仲間の死体も見てきたので、ただの死体にはさほど動じないし、武器では怯まない。
・軍人をやめたのはPTSD的なもののせい。現在も薬と月一のカウンセリングの世話になっている。常に武器を持ち歩き、武器になるものが何処にあるか把握してないと落ち着かない。悪夢はとてもよく見る。