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403/509

403、人間には正直興味がない S

乙女ゲー転生もの

酷い主人公だこれ



理屈はよくわからないが、庭を整え、花を増やす事で妖精を増やす事が出来、攻略できるルートが増えたり魅力値が上がったりする、とかなんとか。

至極どうでもいい。

というか、そもそも貴族のお嬢様()に生まれたのがすっごく…不服です。一般庶民が良かった。それか、貴族の次男坊。人付き合いって何でこんなに面倒くさいんだ…。




主人公:転生者。ある意味勘違い主の類。

元ゲーはよく知らない。そもそも乙女ゲーとかやったことないし興味もない。でっていう。庭いじりと妖精の相手や動物の世話なんかは好きだが、攻略対象に対する興味が欠片もない。というか、貴族社会めんどい。スルースキルが高い。知識が酷く偏っている。

・生まれは伯爵令嬢。親の付き合いで公爵の長男次男と幼馴染関係。その繋がりで第二王子と面識がちらほらある。世間的には奥ゆかしい妖精姫と評判。公爵兄弟以外まともに歓談したのがいない。

・攻略云々には欠片も興味がないが、花を育てるのが趣味で上手いのでやたらと妖精を増殖させており、魅力値がうなぎのぼりになっている。本人はその辺無頓着。愛され美少女化は進んでいるが、フラグがまともに立つ気配はない。攻略対象からの好感度はともかく、彼女から彼らへの好感度が軒並み底辺になっている。

・男を適当に転がす技も多少修得している。曰く、男なんてちょっと困った顔して小首を傾げてやればホイホイ言う事聞いてくれる。但し相手が放っておいてくれなくなる事も多いのであまり使わない。放っといてくれ。

・基本的に愛だの恋だのには興味がない。恋物語に対するときめきとかがないわけではないが、大体冷静にシビアに考えて、現実的にはないな、となっている。できればいらん苦労はしたくない。のんびり暮らしたい。

・貴族としての人付き合いとか人間関係や政治闘争の類がすごく面倒くさいので、さりげなく逃げる為に引っ込み思案のふりをしている。公爵兄を兄様呼びして、実の兄のように慕う彼以外には懐かないし笑顔を見せない…というポーズを貫いている。正直他よりはマシ程度の認識しかしていない。

・基本的には思った事を口に出さない。表情にも出さない。ポーカーフェイスが特技。本音は余程口にしない。本音っぽく建前を言うのも割と得意。中身はぶれない。割と計算高い方。



・他にもゲームに参加して妖精育ててる令嬢、転生プレイヤーがいる。大体まともにプレイしてる子ばっかり。

・攻略難易度最高峰は第一王子とか隣国の王子とかになる。逆ハーレムルートとかもあるらしい。フラグ管理に失敗すると命の危険が訪れる可能性もある。細かい攻略情報とかは流石に見れない。

・プレイヤーたちが同一の対象を攻略しようとした場合、√最終段階で確定してる場合を除いて、好感度順でデレが開示される。通常よりもフラグを立てることが難しくなる。

・攻略対象でない相手との恋愛はサポートされない。上昇してる能力値の影響は一応出る。攻略対象はプレイヤーと年の差10歳以内の人間の男性ばかりである。ちなみに獣人とかモンスターとかいるファンタジー世界。

・プレイヤーにはお付きの精霊が一体ずつついていて、妖精の管理や好感度フラグ情報の開示をしてくれる。精霊の性格には個体差があり、プレイヤーをサポートするに相応しいものが選ばれているらしい。

・あくまで恋シュミベースなので世界の存亡とか国の行く末とか、重大な話題が立ち塞がったりはしない。政治闘争とかがえぐい程度。科学はなくとも魔法は発達しているので色々便利。

・攻略対象が被っていなければ争う理由がないかっていうと微妙なところで、政治闘争が以下略。とはいえ、プレイヤーは小娘にすぎないので、本人ががっつり関わる事になる事は少ない。




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