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402/509

402、恋とはどんなものなのかしら S

人外×少女的な

女の子は意外としたたかなものである



「――シテもしいから、私の事、守ってくれる?」

かすれた声で囁かれた言葉に、彼は頷かざるをえなかった。愛しい少女にそんな事を言われてNoと言うのは男ではない。少女がどういうつもりでその言葉を口にしたのであれ。




少女:小悪魔的な言動もするフリーダムガール。

人見知りも物怖じもせず、興味があるところには突っ込んでいくバイタリティの持ち主。気の強い跳ねっ返り。何も考えてないように見えて、意外と頭が回る。

恋愛に興味が全くないわけではないのだが、あんまりピンとこない。敵意を察知する事に長けている。甘いものが好き。

対人外フェロモンでも出てるのか、やたらと絡まれる。一般と大きくかけ離れた感性は多分していないが、やたらと肝が据わっている。

・周りに思われているよりは計算高いので、男を手の平で転がすくらいは出来なくもないのだが、基本的にそういうことに喜びを見出すタイプではないので、必要性がなければやらない。女の武器も使えるがあんまり興味がない。

・本人はあまり物事を深く考えていない事の方が多いのだが、よく行動を深読みされて勘違いされるタイプ。

・敵/味方、身内/その他の区別がきっぱりしている。懐に入れたものには甘いが、それ以外にはドライ。誰にでも優しい聖女属性とかはない。また、裏切り者には敵以上に容赦がない。線を引くタイプ。



彼:人外。

ぶっきらぼうな言動が多いが、悪人ではない。腕っ節は強いが、喧嘩っ早いという程ではない。見た目からして厳つくて威圧感がある。人間には怖がられる事の方が多い。

一途。思慮深い。意外とやさしい。一人で思いつめるタイプ。暴走癖というか、一人合点して先走る悪癖がある。甘いものはあまり好きじゃない。コーヒー党。

普段は冷静なのに、特定事象に関しては理性がぶっ飛ぶ。恋愛に関しては初心で臆病だが、セフレがいたので非童貞。

・少女に恋して以来、つかず離れずストーキングしつつ他の人外から少女を守っていた。本人にストーカーをしている自覚はない。所謂「俺が見守っている彼女にストーカーがいるらしい」

・ツンデレというか、種族の違う自分が好かれるはずないし、近付けば危険も多くなるから云々かんぬん。一応分類的には相手の為を思って身を引く系だがストーカである。但し押しに弱い。

・同族相手なら百戦錬磨レベルの戦績を誇るが、どうやら本気の恋は初めてらしい。いい年こいて思春期の子供みたいなことを真面目な顔で言う。本命には中々手が出せないタイプ。知られたら弄られる。

・少女へのストーキングは10年近くなる。残念ながらロリコン扱いへの弁解は難しい。別にロリが好きと言うわけではないのだが。寧ろ、他の人間や子供には興味がない。一応ロリコンではない。



・少女が彼の存在に気がつく(背景としてでなく認識する)ようになったのは、行きつけの店でよく見かける事に気付いたため。ちなみにその店には彼女を狙う人外がバイトに入っている。それを警戒して店の中まで追ってきている。接触するまでは、それでも偶然タイミングが合う常連の人くらいの認識。

・少女は自分の判断とかに対する自信はあるが、外見や性的魅力等に自信を持っているわけではないので、あからさまな態度だったり、直接言われたりしないと気付かない。相手が自分に好意的か否かは判る。

・少女がその気になれば多分世rこんで下僕と化す人外(や一部の人間)はそれなりにいる。同時に貞操の危機も増大するが。勿論彼もその内の一人である。但し彼女がその気になる確率は相当低い。

・少女と彼の初対面が彼のストーキングの始まりである。但し、彼女はさっぱり覚えていない。多分後々思い出すということもない。ただすれ違っただけとは言えない出会い方をして彼の記憶に彼女の姿は焼き付けられているのだが。他の人外とか人とかとも似たような事してて日常茶飯事、とかでもない。




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