表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
391/509

391、ドSの矜持 S


「僕はドSだからだから阿鼻叫喚させるのは好きだけど、そういうのって双方が楽しめてこそだと思うんだよね」

にこり、と笑う君は、その実、目が全く笑っていない。付き合いは短いが既に十分すぎる程に知っている。こういう時の君は、この上ないほどに腹を立てているのだと。

「愛と配慮がなきゃ、ただの蛮行になっちゃうからな」




星鴉:イレギュラー。女子高生。

歴史改変により消されるはずだったが、世界から弾き出されただけで消滅しなかった。

酷い人間不信だが、それを表に出さないだけの外面を持っている。表情が動かない、スレンダーな体型、ベリーショートヘア、はきはきした男らしい物言い、肝が据わり過ぎている、などの要因から初対面で男と認識されることはままある。

ドS。博愛主義者。冷静沈着。ボケ殺し。あまり真面目ではない。マイペース。律儀。線引きがきっちりしている。強運。

趣味はTRPGのGMをすること。可愛いものが好きだが、ファンシーなものは趣味じゃない。ステーシーとか好き。悪趣味。偽悪的な所がある。

・政府によって"保護"されてその資質から"異能者"として見出されることになり、前任を失った式神を押し付けられた。

・初めて自分で降ろした式神である睦月にだけは一定の信用をしているが、それ以外に対しては外面しか見せないし信用も全くしていない。睦月にだけは多少外面でない顔も見せることがあるが、内心を明かすというほどではない。

・とりあえず政府に対しては殺意しかない。面従腹背を地で行く感じ。一から十まで全て疑ってかかっている。

・幼馴染の影響で何でもかんでも、鵜呑みにせずに自分の目と頭で見極め考える癖がついている。ちなみに幼馴染に騙されまくったわけではなく(寧ろ嘘を嫌う性質)真似してそうなった形。後、いじめダメ、ぜったい。



睦月:星鴉の初めての式神でパートナー。

ネアカ。ポガティブ。人懐こい。好奇心旺盛。あまり目につかないが、他者への配慮もちゃんと出来るいい子。意外と面倒見もいい。活発。あまりじっとしていられない性質。朗らか。マイペース。律儀。悪戯好き。肝が据わっている。

運はそこそこなのだが、傍に居るのが規格外のラックの持ち主、運命の女神に愛された人なので相対的に貧乏くじを引く事がままある。

星鴉の内面に踏み込みきれないまでもその内に何かを抱えていることは察しているし性別も把握している。頭は悪くない。変な所で思い切りも諦めもいい。

・実は素の訛りがきついが、星鴉とはお互い別の地方の訛りを持っていて、訛ると相手の言ってることはわからないこともあるため、普段は意識して標準語を使うように心がけている。でも咄嗟の時には訛る。

・星鴉に信用はされても信頼はされていないことを歯がゆく思っている。他の式神たちよりはマシだが。



戦風:引き継ぎ式神たちのリーダー。

さっぱりして一本筋の通った兄貴キャラ…と見せかけて最年少の自立心マシマシな末っ子。若干戦闘狂じみたところがあり、頭に血が上りやすい。

素直。直情型。かっこつけ。自信家。ナルシスト。気が強い。

手先が不器用。お洒落に気を使っている。割と勝つ為に手段を選ばない方。

・前の主を失った関係から、当初は人間不信気味で星鴉のことも敵視さえしていたが、落ち着いてきたらそれなりに懐いた。その清廉な霊力を気に入っている。今は主と呼ぶのもやぶさかではない。

・睦月とは若干の因縁があり、あまり折り合いが良くないものの、喧嘩友達レベルで落ち着いている。

・星鴉が外面しか向けてくれていない事に薄々気付いていて、どうしたら内心を見せてくれるだろう、と思っている。内面でどう思っているかとか全く予想も出来ていない。良くも悪くも、純粋なところがある。

・リーダーになったのは実力が一番高いからではなく、彼の気質が大きい。本人が表に立ちたがるのもあるが、それなりにカリスマ性みたいなものがある。実力だけなら彼より強いのが何人かいるが上に立ちたがるタイプではない。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ