39、一度崩壊して再生した世界 W
年は適当
20XX年。ついに世界規模の戦争が起こった。数十年にわたる戦争の結果、人類は最盛期の三分の一程度にまで減った。戦争によって荒れ果てた世界。兵器の毒で汚染された大地。生き残った人間達はそこから復興を始めた。
―――そして、舞台となるのは23XX年、”戦争”から300年ほど後の世界。人々は戦前よりも発達した世界の中にいた。
・人口の減少から、国ではなく、都市が最大単位のコミュニティ。
・大抵の仕事は機械の類が行っている。人はあんまりやっていない。
・戦前から残っているものは少なく、精々が地名。また、戦争の影響で地形の変わっているところも多い。
・ある意味世界全体で一つの国だといえなくも無い。
・ほぼ全ての人間が学園都市で学ぶ。他にも工芸都市、芸能都市、工場都市、機械都市、学門都市などがある。
・使われているエネルギーは原子力(安全)と自然のエネルギー。石油はほぼ枯渇。火力はあまり使われないが、水力はそれなりにある。
・魔法は無い。科学一本。但し、昔から見れば魔法みたいなことも出来る。
・人間以外の生物も大量に絶滅している。・・・と言うよりも、今いる動物のほとんどが戦前に採取されたDNAから作成されたクローン。故に戦前に絶滅した生物の一部もクローンで復活している。
・人のクローンを作ることは違法だが、パーツクローンは合法。
・核兵器による汚染の特に激しい地域は立ち入り禁止になっていたりする。生身ではいるのは危険。毒っぽい感じ。
・人体改造はポピュラーではないが、ある。機械義肢やらサイボーグやら、後、埋め込み系。
・アングラの闘技場では人や機械が戦いを見世物にしている。
・タバコは薬の一種として扱われている。むしろ麻薬。
・成人年齢は16歳で統一。ただし、成人になって何が変わるかって義務と権利が増えること。学校は大抵20~24才くらいまで通う。義務は選挙、勤労(世界貢献)、納税、学門など。権利は運転、結婚、酒、薬、戦闘、移住など。
・学園都市の周囲には子どもを産む為の街みたいなものがある。
・大抵の子どもは幼少期から親から離れて育つ。判りやすくいうと、学園都市での寮生活。