表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
362/509

362、死にたがりと暴君 S

ファンタジーで恋愛もののつもり 



「私の事も、アイツらみたいに殺せばいいだろう。…何故殺さない」

彼女は焔のような視線で彼を睨みつけた。彼はくすりと笑って彼女に歩み寄る。

「何度も言っているだろう。貴様は余の手の内で生きよ、と。いつになったら理解するのだ?」

彼女は彼の手を払いのけた。

「お前の様な卑劣な男の元で生き続ける等、御免だ」




暴君:帝国の皇帝。太陽王、或いは獅子王の異名を持つ。

尊大。偏屈。リアリスト。ツンデレ。プライドが高い。計算高い。究極的には合理主義者。破天荒。我儘。マイペース。好奇心旺盛。

引き締まった筋肉を持った偉丈夫。政治的手腕は高いが、根本的に民草を見下している。気の弱い者なら卒倒しかねない程のプレッシャーを放つ視線と、その場に相対する者を威圧し平伏させる覇気の持ち主。権謀術数、相手の隙を突き、己の望みを叶える闘争を好む。己の覇気に怯まない相手には対等に話すが、それ以外は見下す。敵対者には一切容赦をしない。

己に対して一度も嘘をつかなかった者のたった一つの嘘によって死ぬだろう、と予言されている。

戦となれば己で戦車を駆り、戦場を駆け抜ける。12体の幻獣を従え、一番に信を置いている。人間不信。気に入らない相手を躊躇い無く殺す残虐性を持っている。武器は一通り使えるが、馬上槍ランスを特に得意としている。魔法の類もあまり得意ではないが使える。

戦場で相対した巫女姫の強い視線に惚れ込み、打ち負かして捕え、帰る場所をなくす為に国を滅ぼした。巫女姫に対する感情が恋愛的なものかは不明だが、他の人間に向けている感情とは大きく異なっている事だけは確か。また、巫女姫にはそれを好意とは認識されていない。

意外と性格的には純粋無垢と言えるのだが、その発現の仕方が邪悪と言うか暴君。他者の感情を読み取り推し測る事が下手。本人は善意や好意のつもりで行った事でたびたび相手を苦しめたりするが、気付かない。真摯に仕える相手にはそれなりの恩情を以って遇するが、偶に斜め上。

目的の為に手段を選ばないタイプと思われているが、他者とは基準が違うだけで、ちゃんと選んでいる。思ったら即決断即行動。目的の為なら外道を躊躇わない。




死にたがり:亡国の巫女姫。他殺志願者。

異能を宿すが故に他者から与えられる死を受け入れる以外の方法で死ぬ事が出来ない擬似的な不死。純粋な戦闘能力も地味に高い。異能に適応し過ぎているために、異能を失えば生き続ける事は出来ない。龍神の血を引いており、相手を威圧する時には巨竜の如きプレッシャーを放つが、あまり自覚がない。敵には容赦をしない。徒手空拳の戦いを得意としているが、剣や長物も使える。

真面目。義理がたい。天然入ってる。義に厚く、恩には報いるタイプ。礼儀正しい。世間知らず。独特の価値観の持ち主。お人好し。嘘はつかない。動物好き。頑固。意思が強い。素直すぎる程に素直。器用貧乏。龍の子だが、精神的には寧ろ麒麟。じっくり考えて決めたら絶対意思を曲げない。精神的に壊れてる所がある。律儀。無邪気。語りたがり。好奇心旺盛。

行動力があり過ぎる上に肝も据わっている。計算高いというよりは目的の為にあまり手段を選ばないタイプ。統治者としてはやさしすぎ、しかし戦士としては酷く冷徹。全ての命を(己のものも含めて)平等に見ている。

幽世かくりよの存在かと思わせるような幻想種じみた美少女。人目を引く外見は異能と深く関わりを持っている。浮世離れした所がある。

自国を滅ぼした暴君を憎んではいるが、殺意は持っていない。暴君が自国を滅ぼした原因が己であると知って絶望し、死にたがっている。

相手の感情を読み解く事に長けているが、恋愛事には疎い。頭の回転がはやく、一を聞いて十を知るタイプ。意外と苛烈な性質もしていて、炎の様な激情を身に秘めている。プライドとか意外とないのだが、己の大切なものが貶されると激昂する。

本人の嗜好とは無関係に、故国に許婚の女性がいた。当人の自覚嗜好としてはノーマル。

利害を抜いた関係に縁がない。己の死を恐れる気持ちは皆無だが、他者の死には敏感。





しかし、手に入らないものがほしいタイプな気もするぞこいつ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ