355、見えるからといってどうという事もないが S
異世界トリップもののファンタジー
トリッパーな事だけは墓の底まで持っていく感じの
「自分一般人なんで本当巻き込むのやめてくれませんかね、割とガチで」
「何処が一般人だ、何処が。〆るぞ」
「稀少能力を持っている癖に一般人だと?舐めているのか、貴様」
「うわー、何か理不尽に怒られてるー(棒読み)」
「二人とも、あまりそいつを苛めないでくれ。私の数少ない友人なんだ」
主人公:異世界から脈絡なくやってきたトリッパー。眼鏡。
色々あって魔道学院に通っている。
見た目も能力値も平凡だがオールマイティ。全ての能力が平均的な所で纏まっている。どちらかと言えば知力側に努力値をふっており、特に語学に傾倒している。
精霊を見る、飛行魔術などの特殊能力の他、竜さえも従える操魔スキルがあったり、努力すれば大抵の事は習得出来たりと若干チートの匂いがする。また、稀少能力として魔法拳と他人の努力値と個体値が見えるスキルを持っている。魔法拳はともかく、ジャッジスキルは色々と面倒な事になりそうなので誰にも話していない(能力値自体は数値として計測する技術は存在している)。
面倒くさがり。性別がない。マイペース。律儀。
別にトリップしたいなとか思った覚えも、何かにトリップさせられた覚えもないので夢オチにならないかなー、と思っている。能力的な意味では特に苦手なものはないが、本人の嗜好として軟体生物が苦手。
秀才:王国の盾の騎士と呼ばれる名門貴族の次男。
努力家の秀才。クールで知的。(伊達)眼鏡。プライドが高い。計算高い。
近づき難い雰囲気を放っており、氷の貴公子の異名を持つ。
天才とは同年なのと家の対立でとても仲が悪い。どちらかと言えば後衛よりのスキルや能力値の割り振りになっている。むっつりスケベ。
・実は高個体値で大体の事をこなしているタイプであり、人前での努力は概ねポーズ。努力値の殆どは趣味に消費されており、実は食に関する各種スキルが高い。拘りもかなりすごい。まあ、ある意味努力家で間違っていないのだが。
・天才と仲が悪いのはガチだが、何かあれば協力出来るし、連携もできる。でも嫌い。超嫌い。
天才:王国の矛の騎士と呼ばれる名門貴族の三男。
優雅で軟派。どんな事もさっとこなしてみせる天才。プライドが高い。意地っ張り。
取り巻きが沢山いる。学院の王子様的な存在。
秀才とは同年で家の対立がある事もあってとても仲が悪い。どちらかといえば前衛よりのスキル・能力値構成になっている。女たらし。気まぐれで飽きっぽい。
・実は個体値は普通より高いかな、くらいなのをたゆまぬ努力で補っているタイプ。努力している事を知られる事がかっこ悪いと思っている。見えない所で色々努力している。でも努力家とは思われたくない。
・秀才と仲が悪いのはガチだが、何かあれば協力出来るし、連携もできる。でも苦手。超苦手。
ルームメイト:主人公の唯一のルームメイトであり、割と気安く話のできる友人。
ぽやん系。目立たない。地味に隠密スキルが高い。勘が鋭い。マイペースかつ真面目。公明正大。
謎の気品から主人公には貴族かな、と思われつつ、普通に接してくれと言われて普通に接したら喜ぶタイプの人。人に命令する事に慣れている。エルフ系の血が流れているらしい。
魔術師としてはそれなりに優秀だが、致命的なレベルで遠距離攻撃の命中率が低い。
自分の事をあまり話したがらない。他人と距離を置くタイプ、の割に主人公には気安い。
・実は王国の第三王子。性別はまだ未分化だが、場合によっては女になって降嫁する事になるらしい。
・主人公が王国の外から来た存在だとは気付いているが、流石にトリッパーだとは知らない。手違いで同室になったものの、立場とか性別とか抜きで主人公が接してくれる事が嬉しい。